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旅するお手紙~365日世界一周~ vol.3|from フィリピン パナイ島

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Maayong  hapon! イロイロの言葉、イロンゴでこんにちは!
世界の手しごとをテーマに1月より世界一周の旅をしている小夏です。  

日本が春に向かう頃、フィリピンでは夏に向かって暑くなってきております。
フィリピンでの生活も終盤にさしかかり、週末に教会巡りをしてきました。
私が今いるパナイ島は、フィリピンの中でも古い教会が残されていることで知られているんです!
しかし、ふらりと訪れた教会であんな不思議な体験をすることになろうとは...!
今日は3つの教会を巡った1日をお届けします。

まず、フィリピンでおなじみの乗合バス ジプニーに1時間ほど乗って隣町にあるティグバウアン教会へ。
ティグバウアン教会は、16世紀にラテンアメリカの建築様式で建てられたというフィリピンの中でも珍しい教会で、
中にあるモザイクタイルで施されたドーム型の壁画は、息を飲むほど美しかったです。
表情や衣服の微妙な色合いもこと細かに表現されていて、
遠くから全体を眺めたり間近で見たりというのを何回も繰り返していました。
ミサが終わって教会には誰もいなかったのですが、はたから見たらきっと変な人だったに違いありません!

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お次はイロイロの中心地からほど近いモロ教会へ。モロ教会は女性の教会で、飾られていた聖人像は全て女性でした。
古い趣のある教会で、目の前にある広場では子供からお年寄りまでたくさんの人が休日の午後を楽しんでいました。
どの教会も目の前にはこのような公園や広場があり、
ここは神聖で厳格な場所というよりかは多くの人の生活に寄り添う存在なのかもしれません!

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実はこの2つの教会を回ってきて、どちらの教会でも途中からなぜか鼓動が激しくなり、
なんとなく強い何かを感じる!という不思議な体験をしました...

静まり返ってひんやりした教会でなぜか汗が出てきたり...!

私はまったく霊感などないのですが、教会の中に誰もいなかったというのもありとても奇妙でした... 
どの教会でも何十体もの聖人像に囲まれていたんですから!笑

後日先生に話したところ、1人だけだったので神がパワーを集中的に私に送ったのではないかとのことでした...    


最後は学校の近くにあるハロ教会へ。

ハロ教会はパナイ島で唯一の大聖堂で、ランドマーク的存在になっています。
モロ教会が女性の聖人像のみだったのに対し、ハロ教会は男性の聖人像のみが飾られていました。

この日は弔いの儀式も行われており、海外で初めてこうした儀式を近くで見ることができました。

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この日訪れた教会はどれも建てられた後に地震により改築されていますが、
残されている建築や中の装飾、壁画はアートそのものでした!

教会は祈りを捧げる場所ですが、なじみの薄い私にとってそこはまるで美術館のようです。
建築や絵画の様式など、まだまだ勉強不足なことも多いけれど、 教会についてとても興味が湧いた1日でした~ 

◆箱庭特派員

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小夏 / 旅人

3年半のOL生活を経て、2014年1月より世界の手しごとでつながる旅をテーマにした旅ブログsommarをスタート。
島好きで、学生時代より国内外の色んな島に足を運ぶ。
世界のローカルな地域で続く手しごとやデザインを学ぶ"世界一周 手しごと巡業の旅"の様子を更新中。
sommar | 世界一周 手しごと巡業の旅 | Twitter:@conatool

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