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旅するお手紙~365日世界一周~ vol.6|from カンボジア

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チョムリアップ スォ、こんにちは!箱庭特派員の小夏です。
今回もカンボジアよりお送りします!

さて、今回はカンボジア シェムリアップにあるアンコール遺跡群について。
「アンコールワット」と一口に言っても遺跡群の数はとても多く、思っていた以上に広範囲に点在しています。
その中のいくつかを1日で回ってきました。

朝5時、前日に頼んでおいたトゥクトゥクのおっちゃんを起こすと、
眠い目をこすりながら遺跡群の入り口へ連れていってくれました。
遺跡近くは森林なので朝は肌寒い!

そして朝食後、見学していると未だに整備されていない遺跡も多く、
巨大な木が遺跡に覆いかぶさっていたり遺跡の一部が無造作に転がっており、その様子は本当に圧巻!

まさに天空の城ラピュタのような世界でした。

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中には江戸時代に書かれた日本人の墨書(落書き)もあり、
飛行機も快適な船もない時代からこうした秘境に眠る遺跡を見にはるばる海を渡ってきたことに、なんだかロマンを感じました。

一度は忘れ去られた文明社会。ですが、数百年後に発見され観光地となった今では、遺跡を見に来る人たちでいっぱい。
その一方で、ここアンコール遺跡群で暮らすカンボジアの人々の姿が印象的でした!
遺跡間をトゥクトゥクで移動させてくれる人、遺跡を修復する人、池で洗濯する人、土産品を売る子供たち。
様々な人がここで生活をしていて、特に子供たちにとっては遊び場であり、育つ場でもあるようです。

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どこの観光地にも生活している人はいると思いますが、
静かで時が止まったようなアンコール遺跡群とのギャップからか、
ここでは暮らしている人々の営みがより際立って見えました。

そして一通り見学し終わると、トゥクトゥクの中で器用にハンモックを吊るして寝ていたおっちゃんを起こし、宿へ向かいました。

朝は寒いですが、日中は30℃を超える暑さの中で遺跡を回っていたため、
その間に待機したり移動してくれていたおっちゃんも相当疲れていたようです。
宿へ着くなり2人でロビーに倒れこみました。笑

そんなトゥクトゥクのおっちゃんもまた、アンコールワットに生きる人としてとても思い出深い存在になっています。

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さて、次回はお隣の国ベトナムからお届けしますー!

◆箱庭キュレーター

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小夏 / 旅人

3年半のOL生活を経て、2014年1月より世界の手しごとでつながる旅をテーマにした旅ブログsommarをスタート。
島好きで、学生時代より国内外の色んな島に足を運ぶ。
世界のローカルな地域で続く手しごとやデザインを学ぶ"世界一周 手しごと巡業の旅"の様子を更新中。
sommar | 世界一周 手しごと巡業の旅 | Twitter:@conatool

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