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箱庭のガッコウ in 直島レポート オマツの巻

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こんにちは!オマツです。
今日は、先月3月16日に開催された箱庭のガッコウ in 直島の散策レポートをお届けします!
私は東京組から参加したので土曜日夜出発で夜行バスで向かう弾丸ツアーでしたが、
「水曜どうでしょう」みたいな感じでみんなで楽しんできました~!(笑)

直島は今回で2回目。2009年4月ごろのはなし。
就職活動に心身共に疲れていた頃、雑誌で特集されていた「アートな旅」という文字が目に止まり、
アートな島、「直島」へ行こうと決めたのが前回の旅のきっかけ。
感度の高いものを見て、人の優しさにふれ、そして島の大自然から大いなる力をもらい、
その旅から帰ってすぐ今の会社に就職が決まったのは、まさに奇跡の出来事でした。
それほど「直島」は自分にとって思い入れのある場所なのです。

5年前の景色は残っているかな、もしくは新たな景色が見れるかな。
そんなワクワク感を抱えて直島行きのバスに乗り込んだのでした。
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09:20 宇野港出発
岡山県の宇野港に到着後、09:20発のフェリーに乗り込み、いざ直島へ!
フェリーの中から早速撮影会開始です!船の中は面白い被写体がいっぱい。
写真を撮りたい人は、まずデッキに行くのが鉄則ですよ!
幸運なことにこの日は最高の日本晴れで、船の紅白とに青い空に栄える日和でした。
心地よい海風や、海のキラキラなど、船の上は大人になった今でもやっぱり心が躍りますね。
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【1】フェリーから見えた宇野港の魚のオブジェ。「宇野のチヌ」といってゴミや漂流物で出来た立派なアート作品。
【2】船尾からさかさまの歩道の文字をパシャリ。さっきまで車が走っていたのだから不思議。
【3】「のるな」のゆるい文字。のるなと言われるとのりたくなるのが人間の性。(大人だから乗らないけど。)
【4】レトロなテーブルと椅子。緑と白の配色って、なんだか懐かしい気持ちになる。
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09:40 直島到着
宇野港から直島までは約15~20分ほどで到着。
船の上から草間彌生さまの「赤いかぼちゃ」を発見!
みんなで船の上から赤いかぼちゃをパパラッチ。

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島に到着してまず向かったのはレンタルサイクル屋さん。
バスも楽でいいけど、やっぱり海風を受けながら島を楽しみたいもの。
今回利用したのは港の向かいの「TVC直島レンタルバイク・レンタサイクルサービス」。
地中美術館がある海側のエリアはいろは坂のようなアップダウンがあるので電動自転車がおすすめです。
ただ電動自転車は台数が限られていているので事前予約をした方が確実ですよ~。
(ちなみに事前予約していなかったので今回もシティサイクルでした。トホホ~。備えあれば憂いなしですね。)

TVC直島レンタルバイク・レンタサイクルサービス
〒761-3110 直島町2249-6香川県香川郡
電話番号:087-892-3212
営業時間:火~日 9:00 - 18:00
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10:00 アートな銭湯ですっきり!
夜行バスでお風呂に入っていない私たちが真っ先に向かったのは、
アーティスト・大竹伸朗が手がける実際に入浴できる美術施設、
直島銭湯こと、I♡湯
直島島民の活力源として、また国内外から訪れるお客様と直島島民との交流の場としてつくられたこの銭湯は、クリエイティブ集団grafの設計協力を得て、外観・内装はもちろん、浴槽、風呂絵、モザイク画、トイレの陶器にいたるまで大竹伸朗の世界が反映されています。
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この銭湯のポップアイコンともいえる、I♡湯の番頭のおばちゃま。笑顔がとってもキュート!
快く写真撮影をさせていただきました。本当にかわいい!
おばちゃまがもっているどピンクのパンツも購入可能で、他にもタオルやTシャツなど大竹さんが手がけたグッツが購入出来ます。
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【5】浴室も脱衣所も大竹さんのサイケなワールド満載!浴槽につかり、全身でアートを体験できる貴重な時間でした。
【6】大竹さんオリジナルのフォントが至る所にちらほら。
【7】洗面所のタイルに書かれた「欲望」の文字。欲の下に心があるのがナイス!

直島銭湯「I♡湯」
〒761-3110 香川県香川郡直島町2252-2
電話番号:087-892-2626(NPO法人 直島町観光協会 受付時間:8:30〜18:00)
営業時間:平日 14:00~21:00/土日祝 10:00~21:00
料金:¥510(直島島民は¥310)/15歳以下¥210(3歳未満は無料
休館日:月曜日
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11:20 大阪チームと合流&ランチ
今回箱庭のガッコウ in 直島の参加メンバーは東西合わせて約20人。
港に着いて、ひとりひとり自己紹介をした後、みんなでピクニックランチをしました。
大阪メンバーはなぜか全員が均等に座っていて、その姿が最高に面白かったのでこっそりパシャリ。
個人的に植田正治の「パパとママとコドモたち」のような構図が撮れて、今回の一番のお気に入りの写真です。
ちなみにお弁当は、I♡湯のお隣にある「Shioya ダイナー」さんのチェダーチーズたっぷりの美味しいタコライスでした。
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12:30 地中美術館を目指してベネッセサイトへ
おなかも満たされたところで、さっそく散策開始!
自転車を走らせ向かうべくはお目当ての地中美術館!

地中美術館は「自然と人間を考える場所」として、2004年に設立され、直島の南側に位置し、館内にはクロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品が安藤忠雄設計の建物に恒久設置されています。
アーティストと建築家とが互いに構想をぶつけ合いながら作り上げたこの美術館は、建物全体が巨大な見所ともいえるものでした。
特に光と空間を題材とした作品を制作している現代美術家、ジェームズ・タレルの「オープン・スカイ」という作品に大感動!
こんな家住みたい・・・と、時間を忘れてまどろんでいました。
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館内はあいにく撮影禁止なので、イラストで割愛。

地中美術館
〒761-3110 香川県香川郡直島町3449-1
Tel : 087-892-3755
鑑賞料金:¥2,060(15歳以下無料)
開館時間:10:00〜18:00(最終入館17:00)/3月1日〜9月30日
10:00〜17:00(最終入館16:00)/10月1日〜2月末日

【8】赤いかぼちゃがある宮之浦港近くの公園で海を見ながら遊具で遊ぶメンバー。こうゆうのも大事な島時間。
【9】地中美術館前はお花畑が広がっていました。「お花はF値を下げてぼかしをいれると雰囲気出るよ~」なんてレクチャー。
【8】ベネッセアートサイトを縦断している遊歩道から、李禹煥美術館の石の作品をスクープ。
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ベネッセサイトには屋外作品もちらほら。
以前ふらっと立ち寄った時、見晴らしの良さに感動したので再びこの場所へ。
直島一のパワースポット、蔡國強「文化大混浴 直島のためのプロジェクト」!
ベネッセハウスの宿泊者は作品の真ん中にあるジャグジー風呂に入れるそうです。いつか入ってみたい~。
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15:00 ベネッセサイトで記念撮影
ここはベネッセハウス宿泊者専用の碇泊所へつづく桟橋。
この桟橋はいい記念写真が撮れるのでオススメ。こんな風に手を上げてシンメトリーな一枚を。
こうゆう構図はやっぱり横よりも縦で撮るほうが奥行きが出ますね。
あと草間彌生さまの「黄色いかぼちゃ」の前で記念撮影。あえて5年前とまったく同じポーズでパシャリ。
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ベネッセゾーンのパーク棟前にはゆかいな作品が。 屋外作品は写真が撮り放題なのがうれしいところ。
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15:30 パオを見学すべくつつじ荘へ
ベネッセサイトを抜け、直島ふるさと海の家 つつじ荘へ移動。
この施設にはモンゴルの遊牧民の住居を利用した宿泊テント「パオ」があり、宿泊が出来るそうです。
パオを撮らずにカップルの写真や鳶を撮っていた私。なにやってんだかっ!
うっかり写真を撮り忘れてしまったのですが、実際宿泊していたフランス人の観光客が快く見せてくれました。
日が暮れ少し肌寒い時間だったのですが中は温かかったです。内装も民族調でオシャレ!
気になる方は是非チェックしてみてね~。


直島ふるさと海の家 つつじ荘
〒761-3110 香川県香川郡直島町352-1
(町営バスつつじ荘前下車すぐ)
tel:(087)892-2838(受付時間 9時~18時)
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16:15 家プロジェクトへ
次は家プロジェクトは直島・本村地区エリアへ。
実はこの時すでに16:00過ぎ。そうなんです。今度は家プロジェクトを見る時間が足りない!
「角屋」「南寺」「きんざ」「護王神社」「石橋」「碁会所」「はいしゃ」の7軒見る場所があるのですが、
残念ながらこの時は「角屋」しか見れませんでした。
でもこのエリアは町全体が作品のようで、のれん、表札など気になるディテールがちらほら。

家プロジェクト
〒761-3110 香川県香川郡直島町本村地区
tel:087-892-3223(ベネッセハウス)
開館時間:10:00~16:30
※護王神社の本殿と拝殿は、いつでも自由にご見学、ご参拝いただけます。
鑑賞料金:共通チケット(「きんざ」を除く6軒を鑑賞)1,030円/ワンサイトチケット(「きんざ」を除く1軒のみを鑑賞)410円 ※15歳以下は無料
休館日:月曜日

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16:30 カフェでまったり
一日動き周って一同から出た言葉が、「疲れた・・・」
休まずぐるぐる島巡りをしていたので、みんなカフェに入りたくてうずうず。
家プロジェクトの受付所を見つける最中に見つけた「カフェコンニチワ」という
本村港向いのほっこり系のカフェでブレイクタイム。
このカフェは「ゆるさ」がうりというだけあって、本当にゆるい時間を過ごせました◎

直島カフェ コンニチハ
〒761-3110 香川県香川郡直島町845番地7
(直島町営バス停 『農協前』 下車徒歩2分 本村港向い)
tel:087-892-3308
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番外編:直島は美猫が多い!?
そういえば、直島は美人な猫さんがわんさかいましたよ~。にゃー。
みんな人慣れしているのか、とっても自然体でたくさんいい猫写真が撮れたました◎
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17:30 はいしゃの外観を見学
かつて歯科医院兼住居であった建物を、大竹伸朗がまるごと作品化した「はいしゃ」へ。
閉館時間を過ぎてしまったので、外観だけ撮影。
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18:30 うどんを食す!
自転車を返却するため、再び宮之浦港へ。
実は私たち朝からずっと「うどんがたべたいー!」と連呼していたので、念願のうどんとの対面。
私がオーダーしたのは「温玉ぶっかけ」。セルフなのはやっぱりこちらのスタイルなんでしょうね。
そして気になるお味は、麺にコシがあってめっちゃ美味しかったです!
さすが、うどん県香川。うどんだけでなく出汁の風味も最高でした。やっぱりこれを味わなきゃね。
ちなみにネットでは17:00閉店と書いてあるのですが、この日は遅くまで営業してました~。

香川県香川郡直島町2071-4
営業時間 10:00~17:00
定休日 木曜(祝日の場合は営業) 
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19:00 再びI♡湯へ!
見よ、この妖艶なライトアップを!という感じで神々しかったです(笑)
大竹さんの独特な感性に最後までやられちゃいました。
I♡湯が出来てから直島に来ていなかったから、今回このアート作品を見れて本当に嬉しかったです!

土曜日夜発→月曜朝着の弾丸バスツアーでしたが、非日常体験が出来るユニークなツアーでした!
2度目でも全然楽しいですね!
5年前に感じれなかったもの、見れなかったものが沢山ありました。
また変わらずそこに在り続けてくれているものも。
そんな喜びを感じられた良質な旅でした。
心身共にリフレッシュ出来るので、お出掛けに最適なこのシーズン、アートな旅に出てみては?

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