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おかっぱちゃんが行く!南米の旅~ペルー編 vol.10 チチカカ湖へ

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Hola ! こんにちは。おかっぱちゃんこと、イラストレーターBoojilです。
南米のペルーの旅をみなさんにお届けしています!!
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今回は標高3810mに位置するペルーとボリビアの国境となるチチカカ湖をご紹介します。
標高3810m!?聞いてびっくり、なんと富士山より高い位置にこの湖はあります。
しかもその広さは約8562K㎡、海にも匹敵する広大な湖です!!!
そんなチチカカ湖には、ペルーにきたら必ず立ち寄りたい!楽園のような小さな島が41も浮かんでいます。
中でもウロス島と、アマンタニ島、タキーレ島には是非訪れてほしい。
噂によると、この島巡りをするとウルルン滞在記のような体験が出来るということで、おかっぱちゃんいってきました。
まず、わたしが訪れたのはウロス島。ウル族という先住民が暮らしています。
なんとこの島、すべて"トトラ"という植物で出来ている人口の浮き島なのです。
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何やらこのトトラという植物で生活に必要な大半のものが出来てしまうという。
ひとまず4つ答えてみましょう。さて、なんだと思いますか?
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正解はこちらです!
①土地
②住居
③ボート
④食料
その他、お茶、燃料、薬、帽子などもトトラから作り出せるそう。
土地や住居はまだ想像できても、船や食料?いったいどういうこと!?
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こちらがトトラで作ったボート。立派!15名程乗船出来るしっかりとしたボート。
湖から町に移動したり、家と家を行き来したり、ボートは生活には絶対に必要な交通手段。
雄大なチチカカ湖をこのボートで移動するのはとても気持ちがよかった。
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こどもたちもぼーっと空を眺めるだけ。
といっても標高が富士山より高いので雲との距離がすごく近い。ああ、美しい空を毎日眺めることが出来るんだから
うらやましいなあ。と思ったり。

トトラはチチカカ湖に自生する植物で、食べることもできるというので味見してみました。
皮を剥いてみるとサトウキビのような色合い!ちょっと食べてみるとバナナの味がした。
ほんのり甘い。確かにこれだけ食べていたらどうにかやっていけそうだ。

そして、住居の中はどうなっているのか?入らせてもらった。
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家の中にはなんとテレビ、寝床、キッチンと生活に必要なものは最低限揃っている。
中でもテレビには驚いた!だって電気が通っているんだもの。
話を聞いてみると、ソーラーパネルを外に設置してあるんだという。
直径1m程度のソーラーパネルがあれば、ライトも使えるし、テレビも見れる。
一日に必要な電力はこれで全て賄えるというのだから驚く。
自家製エネルギーとはこれのこと!家庭ごとにソーラーパネルを外に設置していた。
わたしも家を建てるなら、是非ソーラーパネルを設置したい。
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また、女性ならではの楽しみはやっぱりこれ。
島民の女性が全て手作業で仕上げた民芸品を購入することが出来る。
わたしはトトラで作られた船のモビールを購入。
今は東京おかっぱちゃんハウス内にあるわたしのアトリエでくるくると回っている。
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南米で島を巡るのは、思ったよりも楽しい。
タイムスリップしたような感覚になる。日本にいると、物に囲まれた生活に慣れすぎてしまう。
家族の在り方は?人との関わり方は?食生活のベースは?どこを切り取っても大きな差のある東京とここの暮らし。
自分を取り戻すために、いくつになっても旅がしたくなるんだろうなあ、わたしという人間は。
ぷかぷかとトトラボートに揺られ、ぼおっと空を眺めながら考えた。
ペルーはいろんな一面が見れる素晴らしい国だ。
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さて、次回はチチカカ湖に浮かぶ島「アマンタニ島」を紹介します!

Boojil_photo2.jpgBoojil (ブージル)
イラストレーター/エッセイスト/漫画家。 http://boojil.com/
海外ひとり旅から生まれた極彩色でピースフルな作風で観る人を優しい気持ちにしてくれる不思議な力を持つアーティスト。自身のひとり旅を記したエッセイ『おかっぱちゃん旅に出る』(小学館文庫)が現在NHK Eテレでアニメ化され現在再放送中。好きな国はメキシコ、ラオス、インド。2012−13年、メキシコへ留学中、スペイン語と民芸品作りを学ぶ。春に帰国し、東京都練馬区にある古民家でアトリエ兼、スタジオ・イベントスペース"東京おかっぱちゃんハウス"をオープン。現在、広告、CDジャケット、キャラクター、デザインど、ジャンルを問わず活動中。
*現在毎週土曜23:30-放送中のNHK総合「妄想ニホン料理」のアートワークを担当しています。

箱庭のガッコウ in 大阪レポート オーガニックフード「米ディナンバー1」の巻

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箱庭のガッコウ in 大阪レポート最終章は、
手作りオーガニック弁当屋さん「米ディナンバー1」。

2日目の撮影散策でお邪魔した「米ディナンバー1」さん。
食品添加物、化学調味料、白砂糖、動物性食品不使用の料理を提供されていて、
おにぎりやサンドウィッチといった軽食からお弁当やオードブルまで
いろんなメニューをデリバリーしてくれるステキなお店です。

私達はお弁当を作って頂きました!美味しかったです!
お弁当のレポートはコチラ

店主の大辻さんに、少しだけお話もお伺いしてきましたので、
今回は、そのレポートです。

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店主の大辻さんのご実家は、こだわり食品を販売するスーパーを経営されていて、
ご自身も料理の専門学校を卒業ということで、「食」というモノは、常に近くにあったそうです。

ただ、最初からマクロビオティックを始めたというわけでなく、
ご自身のライフスタイルとリンクするカタチで、今のお店をオープンすることになったそうです。

お店があるのは、大阪市阿倍野区。
昭和の雰囲気が残る下町です。
路面電車なんかも走っていて、ちょっとディープな大阪エリアです。

6年前にオープンしたお店は、
地元の人を中心に、週末は遠方からの人も訪問され、幅広い人たちに人気があるようです。

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店内はレトロなアイテムとモダンな色使いが見事にマッチした空間です。レジカウンターのショーウインドウには、
手づくり醤油、無添加野菜ブイヨン、無添加の調味料、精進だしなどが販売されていました。

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こちらは、八咫烏を型取った無添加の飴が販売されていました。見た目もかわいい!
ケーナさんがバッヂと飴をおみやげに購入してました。

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カウンター横には、本日のメニューが...。カレーだったり、ケーキだったり、食べてみたいものがたくさんでした。

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築70年のたばこ屋さんだった建物をリノベーションされたそうです。すりガラスの風合いは、時代を感じます。
改装したのは、大阪を中心に個性的なデザインをたくさんしているSHU建築さん。

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最後は、奥様とお子様と一緒にお店の前でパチリ!
お店の奥は、ご自宅になっていて大きなクスノキが生えた中庭は圧巻でしたー!

そんなこんなで、お家の中まで見せて頂き、
終始アットホームな感じでお話をお伺いさせて頂きました!!


ここからは、お・ま・け!
「あべの筋」という幹線道路沿いにお店を構える米ディーさん。
この界隈は、こだわりのお店がぞくぞくと登場している注目エリア。
何度も大阪に行ったことがある人でも、なかなか阿倍野界隈の散策はしたことがないはず。

今度、大阪に行く事がある人は、ぜひ散策をしてみてください。

日本一の高層ビルで注目を浴びている「ハルカス」のある天王寺から、
路面電車(阪堺電車・東天下茶屋駅下車)に乗って米ディーさんへは行けます。

下の写真は、米ディーさんのお隣にある「ふくらすずめ」さんという天然酵母のパン屋さん。
もう、ここもステキなお店なんです。
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パン屋さんというよりは、和菓子屋さんのように陳列されたパン。
ショーケースのパンを見ていると全部、欲しくなっちゃうくらい魅力でした。しつこい甘さもなく、もちろん味も◎。

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こちらは外観。米ディーさんの真横。こちらもリノベーションされたお店です。

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米ディーさんのお店では、「あべのジカン」という散策マップのフリーペーパーが置かれていました。
オーガニックレストラン、天然酵母のパン屋さん、雑貨屋さん、ギャラリーなどなど、全部で29ショップが掲載されていました。
ちょっと都会の喧噪を離れた大阪の下町を散策するのもいいですね。

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米ディナンバー1

大阪市阿倍野区阿倍野元町8-5

TEL 06-6622-7820

オーガニック弁当・野菜オードブル・京懐石弁当配達

配達時間 10:00~19:00  無休

デリショップ 11:00~18:00 第2・4・5土曜、日祝休み

オーガニック弁当・デリ惣菜・オーガニック調味料・オーガニックベジケーキの販売


ふくらすずめ

大阪市阿倍野区阿倍野元町8-5

TEL 06-7504-6419

天然酵母と国産小麦を使ったパンの販売 4席の茶席あり。

営業時間 11:30~17:00 月・火・水曜休み


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そして、大阪に引き続き、第2弾が決定しました!

「箱庭のガッコウ in 直島」

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前回同様、前日に講義を行い2日目は撮影散策。(東京・大阪出発

撮影スポットは、世界からも注目されているアートの島・直島

いやー!ついに箱庭が直島へ行きますよ!

しかも今回は、自分だけのオリジナル写真集を作っちゃおうという内容もあります。

ご興味のある方はぜひ!

◆関連記事

「箱庭のガッコウ in 直島・課外授業編」の開催が決定しました!

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「箱庭」の編集長が実践している撮影テクニックを学びながら
ワークショップとして、みんなで直島を散策しよう!という
全2回の講義&バスツアーです。

こんにちは。箱庭編集部です。
本日は、ビッグニュースがあります!

なんと!大阪に引き続き、
バスバス×箱庭コラボレーション企画第2弾
箱庭のガッコウ in 直島」が決定しました!
1日目に講義を行い、2日目は世界からも注目されているアートの島・直島で撮影散策です。
今回は、全62ページに写真と文章を入れられるTOLOTのフォトブックの作り方も伝授します。
撮影散策でお気に入りの写真が撮れるよう、一緒に学びましょう!

本日より、ご参加頂ける方を限定数で募集いたします。
下記バナーから特集ページをご覧頂きまして、ぜひご参加ください。

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箱庭のガッコウ in 直島・課外授業編
東京発 3月9日(日) & 3月15日(土)~17日(月)
大阪発 3月15日 (土)& 3月16日(日)

今回は、東京出発組と大阪出発組が現地で合流するので、これを機に東西でお友達をつくりましょう!
みなさんとお会いできるのを楽しみにしています!

◆関連サイト

週末読みたい本「フィンランドのアラビア手帖」

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ムーミンマグやヴィンテージ食器など、アラビアの魅力満載
こんにちは。Keinaです。
今日は、PIE Internationalさんからいただいた「フィンランドのアラビア手帖」をご紹介したいと思います。

フィンランドといえば、2013年9月に北欧を旅してきたんですが、
イメージは、マリメッコ、ムーミン、アラビア、イッタラ。
そんなイメージがあり、旅の前に色々調べものをしていたらアラビアで工場見学ができるというのを発見!
これはぜひ見てみたい!と思い、楽しみにしていましたが、
なんと時間がなくなってしまって。。行けなかったという。。思い出(笑)
工場は行けなかったけど、北欧のいろんなお店で見れたアラビアの食器は、とてもオシャレで素敵なものばかりでした!
そんな訳で、いまこの本をじっくり読んでおります。

この本は、幻のヴィンテージ商品や人気のムーミンコレクション、
そしてアラビアの芸術的側面を支えるアーティストたちや最新のデザインまで、
アラビアの魅力を余すところなく紹介している1冊。
本の大きさがA5判変形なので、ちょっと外出する時も持ち歩けるところもお気に入りです。

気になる本の中身は、こんな感じ。
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フィンランドを代表する陶芸作家Birger Kaipiainen(カイピアイネン)さんがつくった名作「パラティッシコレクション」。
このデザインとても好みなので、いつか欲しいな。
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ヘルシンキ育ちのEsteri Tomula(エステリ・トムラ)さんのデザインしたシリーズ。
右上のコーヒーキャニスターが最高にかわいい!

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のびのびと描かれた手書きの装飾が得意なGunvor Olin-Grönqvist(グンヴォル・ウリン・グロンクヴィスト)さんの作品。
右上のコーッキ・シリーズがステキです。

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アラビア商品の中でも息の長いロングセラーを誇るムーミン・シリーズ。
左上の「スノークのおじょうさん」は、オマツが事務所でお茶を飲むのに使ってます。
個人的には、ムーミンパパ、ムーミンママ、ムーミントロールが欲しいです。

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おっ!工場も載ってますよー!
行けなかった代わりに、この本をじっくり読んで勉強し、
いつかフィンランドをリベンジするときに遊びに行ってみたいと思います!

そして、出版社パイ インターナショナルさんがおくる
かわいい本作りのこぼれ話と選りすぐりの雑貨サイト「世界のかわいいみつけた」で、
この本のこぼれ話や取材話を公開しています。あわせてチェックするとさらに楽しいのでオススメ。

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フィンランドのアラビア手帖

北欧食器の代表的存在とも言えるアラビア。1873年に創業して以来、斬新で個性的なデザインを多く生み出してきました。本書は、幻のヴィンテージ商品や人気のムーミンコレクション、そしてアラビアの芸術的側面を支えるアーティストたちや最新のデザインまで、アラビアの魅力を余すところなく紹介します。北欧雑貨ファン待望の1冊。

Size:A5判変形
Format:190mm×148mm
Pages:128(Full color)
Binding:ソフトカバー
ISBN:978-4-7562-4446-8 C0070
発売元 パイ インターナショナル
定価1,680円 (本体1,600円+税)



◆関連サイト

北欧映画の1週間!トーキョー ノーザンライツ フェスティバル2014

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北欧カルチャーにどっぷり浸かれる7日間!
ムーミンの生みの親、生誕100周年特集にも注目

こんにちは、なかじです。
最近、北欧雑貨メーカーがじゃんじゃん首都圏に上陸してますよね。
お馴染みのイケアやフライング・タイガー・コペンハーゲンに続いて
昨年オープンしたラガハウスや、ソストレーネ・グレーネも。
そういう"雑貨"にまつわる話題が多いせいか、
北欧=雑貨やテキスタイルとまずは思い浮かぶと思いますが
箱庭的にハズせないのは......やっぱ、ムーミンでしょ!
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か「今でしょ!(ドヤァ)」みたいになってしまいましたが...
特にね、箱庭メンバーお松がムーミン大好きなんです。
ずっとカバだと思っていたら、架空の生き物でした。(失敬!)
今や知らない人はいないほど、世界中の人気者ムーミンですが
最初はムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソンが雑誌に添える署名の脇に
小さく添えられた、「いつも怒っている醜い小さな生きもの」として誕生しました。

今年2014年はそのムーミンを生んだトーベ・ヤンソンの生誕100周年。
今回ご紹介したいのは、2月8日(土)から開催される北欧映画の祭典
このイベントでは、生誕100周年を記念して
彼女のライフスタイルや代表作ムーミンにまつわる映画が上映されます。

トーベが後世を連れ添ったパートナー、
トゥーリッキ・ピエティラが撮影したドキュメンタリームービーでは
動くトーベ・ヤンソンの姿が見れちゃうんですよ~超!レア!
上映予定の作品はコチラです。

①ハル、孤独の島
【上映日時】2/8(土)18:00~  2/11(火)10:30~  2/14(金)16:30~
【ストーリー】 ※以下、サイトより引用
1964年、トーベがトゥーリッキと共に造り始め、91年まで毎夏を共に暮らしたクルーヴ島(ハル)の家。その島の生活を、トゥーリッキがコニカ製の8mmカメラで撮った映像を編集したドキュメンタリー。厳しい自然、差し込む光の美しさ、著書『島暮らしの記録』の世界が映像となって迫り来る。楽しそうにはしゃぎ、踊るトーベにも注目。

②トーベ・ヤンソンの世界旅行
【上映日時】2/9(日)18:30~  2/11(火)10:30~  2/14(金)16:30~
【ストーリー】 ※以下、サイトより引用
トーベが1971年に日本のテレビ局から招待されて来日した際、渡された往復チケットを片道2 枚に変えて、日本からアメリカ、メキシコ、そしてヘルシンキに帰るまでの旅の記録。同行したトゥーリッキによって撮影された映像を見ながら当時を振り返る、2人の楽しいオーディオ・コメンタリーを収録した貴重なドキュメンタリー。

③ムーミン谷の彗星(アニメシリーズ劇場版)
【上映日時】2/9(日)16:10~  2/12(水)11:00~  2/13(木)21:30~
【ストーリー】 ※以下、サイトより引用
1990年からテレビ放映されたアニメシリーズの劇場版。一家がムーミン谷へ引っ越してきたばかりのある日、ジャコウネズミからもうすぐこの世は滅びると聞かされ、真実を知るための旅に出たムーミン、ミイ、スニフ。おなじみスナフキンやフローレンたちとの最初の出会いも語られる。ムーミンたちと冒険旅行に出かけよう!
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ムーミンって
私最初は「子どもが好きなアニメ」くらいにしか正直思ってなかったのね。
でもいざ観てみると、物語やキャラクターの言葉ひとつ行動ひとつが奥深いのね。
大人も楽しめるアニメというか、単調ではない世界観というか。
読んだ日にゃ、もうね。グッサグサ串刺し。そういう部分も含めて、
今までたくさんの人たちにに愛されてきた理由がわかります。

この「トーキョー ノーザンライツ フェスティバル」は
北欧の映画作家たちによる古典&劇場未公開の作品を一同に集めて
劇場上映する"北欧映画づくし"の祭典。
なので、もちろんトーベ特集以外にも様々な北欧映画が観れます!
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日本ではなかなか見れない映画作品もたくさんあるし、
何より、日本にいながら北欧の風景や文化を体験できるのがいいですよね。
ムーミン好きも北欧好きも映画好きも、渋谷へ立ち寄った際はゼヒ♪


トーキョー ノーザンライツ フェスティバル2014
【開催日時】2014年2月8日(土)~2月14日(金)
【場所】ユーロスペース
【住所】東京都渋谷区円山町1‐5


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朝ごはんで世界を旅しよう!「WORLD BREAKFAST ALLDAY」

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世界各国の朝ごはんが1日中楽しめるカフェ
「WORLD BREAKFAST ALLDAY」
こんにちは!箱庭特派員のナナエです。

世界の朝ごはんが楽しめる。しかも1日中。
そんなユニークなカフェがあると知り、さっそく行ってきました。

お店の名前は「WORLD BREAKFAST ALLDAY(ワールド・ブレックファスト・オールデイ)」。
「朝ご飯を通して世界を知る」をコンセプトに、2ヶ月ずつ世界各国の朝ごはんがメニューに登場します。

2013年5月のオープンから、ヨルダン、メキシコ、ベトナムと続き、
私が訪れた12月は、フィンランドの朝ごはんが登場!

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テーマの国のかわいいがいっぱい詰まった店内
メニューだけでなく、店内のディスプレイも11月・12月はフィンランドがテーマに。

ポスターやサンタクロースの衣装(フィンランドはサンタクロースのふるさと)をはじめ、
店内にはフィンランドのかわいいがいっぱい。

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お店の一角には、フィンランド雑貨のコーナーも。 
窓のディスプレイからキッチンまでどこを見てもほっこりかわいい!

右上の写真は、「ヨウルトルットゥ」というフィンランドのクリスマスのパイ。
風車のカタチが素敵です。

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そして、店内には大きな長テーブル。
家族でテーブルを囲むシーンが浮かんできそうな長テーブルは、朝ごはんモードにぴったり。  

さて、いよいよフィンランドの朝ごはんをご紹介します!

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フィンランドの朝ごはん「カルヤランピーラッカ」
カルヤランピーラッカ・・・!?
初めて聞く料理名に興味津々。

上の写真で左側にあるのがカルヤランピーラッカ。 

ライ麦の生地で包んだパイの中にはミルク粥が入っています!
そしてその上には卵とバターで作る「ムナポイ」。

フィンランド東部カレリア地方の伝統料理で、今ではフィンランドの国民的な料理として朝ごはんを中心に食べられているそう。

付け合わせはフィンランドのサラダ「ロソッリ」、キノコのソテー、そしてミートボール。
ミートボールは、フィンランドのお隣スウェーデン発のIKEAでも定番メニューですよね。
リンゴンベリージャムを添えていただきます。

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テーブルにはこんなかわいいリーフレットが。
メニューに関する情報はもちろん、ムーミン、サンタクロース、マリメッコetc...
フィンランドにまつわるプチ紹介が掲載されています。かわいい!

こんなところでも旅気分が味わえます。

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1月2月はベルギーの朝ごはんが登場!

2014年朝ごはんの旅、第1国目はベルギーへ。
ベルギーワッフルをメインにした朝ごはんの登場です。

ちなみに、ベルギーワッフルには2種類あり、こちらは甘さ控えめのブリュッセル風だそう。
朝ごはんの他に、ベルギーのスープやデザート、そしてベルギービールも!
また行かなければっ。


日本だったら、やっぱり焼き鮭と卵焼きかな?
そんなことを考えながら、朝ごはんの旅を楽しんできました。

都内にいながら、世界中の朝ごはんで旅気分を味わえる「WORLD BREAKFAST ALLDAY」。
早起きさんも遅起きさんも、世界 朝ごはんの旅おすすめです!


WORLD BREAKFAST ALLDAY (ワールド・ブレックファスト・オールデイ)
■住所:東京都渋谷区神宮前3-1-23-1F
■TEL:03-3401-0815
■営業日:火~木 7:30~19:30(LO 19:00)/金~日 7:30~21:00(LO 20:00)
 ※月曜日は料理教室等のイベントを開催(月曜日が祝日の場合は火曜日)
■アクセス
東京メトロ銀座線「外苑前駅(3番出口)」徒歩5分


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◆参照元

◆箱庭特派員
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Nanae Yamagishi  Twitter:@marumaru_nanae

春、新しい一歩を踏み出したくなる映画「もらとりあむタマ子」

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大人が大人になりきれないモラトリアム時代
自分にもあったなぁ、とちょっとしみじみ。

こんにちは、なかじです。
最近やたら寒いので、毛布にくるまってみかんとか食べながら
1日中ごろごろしていたい気分に駆られます。
本日ご紹介するのは、そんな"ぐうたら感"MAXな映画「もらとりあむタマ子」。
監督はリンダリンダリンダや天然コケッコー、苦役列車でお馴染みの山下敦弘監督、
主演は元AKB48のあっちゃんこと前田敦子さん。
入稿中はアイドルの曲をひたすら聴きながら、あっちゃんが卒業を発表した
埼玉スーパーアリーナのライブにも足を運んだ私ですが
もしドラや苦役列車、クロユリ団地など出演映画は観たことがありませんでした。
アイドルはあくまでアイドルであってほしい、というか
観てちょっとガッカリしちゃったらどうしようとか変に思ったりして
食わず嫌いだった節があったんです。

ある日、ふとした拍子にこの映画を知って
あ、観てみようかなと軽い気持ちで観にいったところ
あのね、おもしろかったんです。(単なる食わず嫌いでした)
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というか、そもそも"モラトリアム"って?
(椎名林檎の「無罪モラトリアム」がまずパッと思い浮かぶのはアラサーあるある)
正直使ったことがないし、意味がいまいちわからなかったんですが
どうやら「支払猶予」とか「遅延」という意味で
大人の年齢に達しているのに、大人になりたくない気分でいることを指す場合や
大人になるために乗り越えなくてはいけないことを先延ばしにしていることを指すそう。
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だから、大学を出ても働かずにふらふらとしているタマ子はまさにモラトリアム状態。

主な登場人物は、東京の大学を出て就職せず、甲府の実家に帰って
ただひたすらに"食っちゃ寝"のニート生活を送る主人公のタマ子と
そのタマ子にチクチク言いながらも温かく見守る父親。と、その周りの人達。
春夏秋冬の時の流れに合わせて、何気ない毎日が過ぎていきます。

ほんとこのタマ子が、毎日ぐうたらしているわけ。
食べて寝て、ゲームしてマンガ読んで、また食べて寝て。
普段せかせか忙しくしている人から見たら、ちょっと不安になるレベル。
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あんまり書くとネタバレになっちゃうので控えますが
タマ子がむしゃむしゃ何かを食べてるシーンが印象に残ってます。
制作に9カ月間かけたとかで、料理や服装に季節感が現れているんですよね。
カレーにみかんにサンマにゴーヤチャンプル...etc.
ロールキャベツを食べる場面は不覚にもぐわー!って
頭をなでなでしたくなったね。かわいいんですよ。
あっちゃんってAKB48時代によく食べる子で知られていたので
何だかそれとシンクロしたりして、ちょっと素っぽい感じも良かった。

ドラマチックな出来事やサプライズやどんでん返しなんて全然なくて
ほんと平凡な日常風景がほとんどだし、
作品自体も1時間半くらいで短いんですけど
季節の移ろいやタマ子や父親のちょっとした心の機微が垣間見えます。
ダラけまくりのタマ子が父親の愛情を気づかないふりしながら
周囲の人達との交流によって、少しずつ成長していく描写もいい。
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あっちゃんのファンというわけではないのですが、声は昔からすごく好きでした。
グループで歌っていてもあっちゃんの声だけがすごく耳に残る。
今回の映画でも小さくボソボソ喋るシーンであの独特の声が、
やっぱりすごくいいなぁと改めて思ったのでした。
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とにかく、あっちゃんがナチュラルかわいい。
あと、お父さんと中学生役の男の子もかわいい。
エンドクレジットで流れる星野源さんの曲も、いいんです。
日曜の昼とか、平日の夜とかにひとりでぼーっと聴きたい感じ。

アクション映画やサスペンスが好きな人には物足りないかもしれないけど
終始ほのぼのした空気感で、たまにクスッとできるいい映画ですよ。

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[キャスト]
前田敦子 康すおん 伊東清矢 鈴木慶一 中村久美 富田靖子 奈良木未羽  萩原利映 吉田 亮 賀川舞亜 細江祐子  藤村聖子 伊藤沙莉 林 和義 田中慎也 山内健司 服部竜三郎
[スタッフ]
監督:山下敦弘 脚本:向井康介 プロデューサー:齋見泰正、根岸洋之 主題歌:「季節」星野 源(SPEEDSTAR RECORDS)
制作プロダクション:マッチポイント 配給:ビターズ・エンド 製作・著作:M-ON! Entertainment Inc.キングレコード ©2013『もらとりあむタマ子』製作委員会

「箱庭のガッコウ ZINEづくり編」レポートの巻

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切って、貼って、描いて、
感覚的につくるたのしいZINE。

こんにちは。Keinaです。
本日は、「箱庭のガッコウ ZINEづくり編」のレポートをしたいと思います!

昨年やってみたかったことのひとつが、みんなでZINEをつくること。
ひとりでつくるものいいけど、みんなでつくって交換したら、もっと楽しいのでは?というところから企画がスタート。
試作をつくったり、ハコニワメンバーが各自お気に入りのZINEを集めてみたり、資料をつくったり、ゲストは誰がいいか考えたり、
ZINEづくりが、少しでも楽しいものになるよう、あれこれアイデアを練りました。


そうそう、まだ知らない人のためにも、ちょこっと説明。

ZINEとは?
ZINEの語源は、「ファンジン(FANZINE)」の略称。
ファンジンとは、「ファン」+「マガジン」の造語で、写真やアート、 
音楽のファンが自主的に発行していた 同人誌や冊子のことです。
内容や体裁が自由なところもZINEの魅力です。
出版することを目的とするリトルプレスと重なるところはありますが、
箱庭では、"アウトプット"方法のひとつとして考えています。



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ZINEをつくりたい生徒さんが集まり、ドキドキしながらも授業がスタート!
1日目の時間割は、自己紹介、ZINE講座、ゲストトーク、放課後に懇親会でした。

毎回はじめに自己紹介をじっくりするので、どこ出身で、どんな仕事をしていて、どんなものが好きか分かるので、
共通点を見つけ、あとで色んな話を聞いたりできるのも楽しみのひとつ。

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ハコニワメンバーが集めたZINE。
色んなカタチ、色、素材、内容のZINEがズラリ集合。
つくりびとでインタビューしたSTOMACHACHE.さんのZINEもありました。

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こちらには、『箱庭がつくる ほっこり雑貨手帖』でも出演頂いた
長網桃絵さんご夫婦が作られている「world&sons.bookseller」。
ご夫婦で世界一周した記録を国ごとにまとめたZINEです。

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ZINEをつくるための編集方法やZINEの基礎を学びます。
手前の机には、材料や画材なども、色々選べるよう用意しました。

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今回のゲストは、「MOUNT ZINE」の櫻井史樹さん。
櫻井さんは、ZINE(リトルプレス、小冊子、同人誌)を誰でも気軽に発表できるプロジェクト「MOUNT ZINE」、
ZINEイベント、ZINEショップを運営している方です。

お店のこと、ZINE作家さんのこと、ZINE業界のことなど、普段は聞けない色々なお話が聞けてとてもワクワクしました!
中でも、普段は聞けない素朴な疑問や、海外のZINEのことなどとても興味深かったです。
櫻井さんのフェイバリットZINEも持ってきていただきました。
案外好みがが私とかぶっていたので、びっくりしました!

1日目の最後は、次週スムーズにつくれるよう、
どんなZINEをつくるか、アイデア出し、簡単なラフづくりをしました。

今回、みなさんにつくっていただくZINEのテーマは、ズバリ「自己紹介」!
イラスト、写真、文をつかってイラスト集、日記風、写真集など、なんでもOKというもの。


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そして、1週間後の授業2日目の時間割は、ZINE講座、ZINEづくり、交換会でした。

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復習からスタートし、いよいよ待ちに待ったZINEづくりがスタート!

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制作中の生徒さんの様子。
最初は、わいわい話しながらつくりはじめたのですが、
徐々に集中モードに切り替わり、全員真剣なまなざしに。

デジタルを駆使しキレイにつくれるのは当たり前だけど、
手作業でゼロからつくる楽しさを味わうため、今回は全てアナログでつくりました。

制作風景のムービー
カキカキ、チョキチョキ、たくさん手が動いています。

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まるで仕事場のような空気感。
夢中になってつくる姿が、とても印象的。

今回ZINEをプリントするため用意した紙は、先日見学に行ってきたレトロ印刷さんで購入しました。
生徒さんのうしろに見えるZINEの文字は、1枚1枚違う紙で、4種類の中から好きなもの1種類を選んでもらいました。
見えにくいですが、左からハトロン紙、クラフト紙、わら半紙、イエローです。
2時間半ほど、思い思いにつくったZINE、いよいよ完成ー!

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完成後は、ひとりひとりZINEの発表!
できるまで、どんなものが完成するかドキドキでしたが、
同じようなZINEはひとつもなく、みなさんの個性がよく出て、とてもステキなものばかり。

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みんなのアイデアが炸裂してます。

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みなさんと一緒に、ハコニワメンバーもつくったので発表しました!

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この日は、普通紙に5冊ずつ印刷し、好きな紐を結びました。
今回は、選んでいただいた紙にプリントしたものを後日発送させていただきました。

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最後は、ZINEの交換会。
完成したみんなのZINEをじっくり見ている風景。

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生徒さんもすっかり打ち解けて、完成したZINEを楽しそうに見せあっていました。

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みんなで一緒にZINEをつくるのは想像以上に楽しい時間でした!
いつも何かつくりたいなーと思っていても、
なかなかつくる機会や、つくるきっかけ、仲間が見つからない、
そんな思いって案外みんなありますよね。
また何かつくるガッコウを開催して、みなさんがもっと繋がれるよう、、色々アイデア練ってみたいと思います!

そうそう、後日、イベントに遊びにきてくださったZINEの生徒さんが
2冊目のZINEつくりました!と新作を持って来てくれました!
こうやって、つくったZINEから会話や行動が広がり、また何かに繋がったら嬉しいです。
卒業生でZINEつくったよ!という方がいたら、編集部宛てまで送ってください。
また一緒につくりたいですね!


気になった方は、下記バナーより、箱庭のガッコウのWEBサイトをチェックしてみてください。

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◆関連サイト

過去から現在まで、12年間の集大成「市橋織江展 2001-2013」

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市橋織江さんのオリジナルプリント100点が
彫刻の森美術館に大集合!
こんにちは。Keinaです。
箱庭のつくりびとでもおなじみ、そして大好きな写真家でもある市橋織江さんの展覧会が
現在、彫刻の森美術館で開催中です。

市橋織江展 2001-2013
2013年12月14日(土)~2014年3月2日(日)
会場:彫刻の森美術館 本館ギャラリー

今回の展覧会は、未発表の作品から新作を含めた、
市橋さんの手焼きによるオリジナルプリント100点と大型写真で
美術館という空間を構成する初の試みに挑戦。
写真家として独立して12年。その活動の中で、今ベストと思える作品が勢揃い。

「写真は、撮るときがすべて」とおっしゃってた市橋さん。
今まで切り取ってきた世界が、どんな風に写っているのか気になります。

会場限定で、彫刻の森美術館、美ヶ原高原美術館の野外彫刻を美しい四季とともにおさめたポストカードと
展覧会の展示作品を中心に、市橋織江氏が選んだ10作品の大判ポストカード集を販売しているそうです。
ポストカードを集めているので、おみやげがGETできるのは嬉しいポイント。

箱根って遠いのかなと思ったら、新宿から2時間ちょいで行けるんですね。
日帰り旅行で楽しむもよし。1泊温泉旅行でゆったり満喫するもよし。
写真好きの人は、彫刻の森美術館の最大の魅力でもある野外彫刻を季節と自然を感じながら撮影するのもオススメ。
実は、会場の彫刻の森美術館は、まだ行ったことがなかったので、これを機に遊びに行ってみようと思います。

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世界の各地を独自の目線と色彩で切り取り続ける写真家、市橋織江の
"現在"を集大成する「市橋織江展 2001-2013」を開催します。

この10数年、世界の様々な地と地の狭間を淡々と切り撮りながら
未だ出会っていない、これから出会う瞬間を
可能な限りの透明な眼で見ようとしてきた。

おそらくこの100点の作品の中のものたちは、
誰一人として今ここに写真が存在することを知らないだろう。
そしてその瞬間があったことさえ誰の記憶にも無いか
もしくは思い出すことなく奥底に眠っているかもしれない。

今ここにあるのは、10数年という月日の凝縮のようでいて
実は約3秒でしかないと知ったとき、写真の儚さに改めて気づく。

市橋織江

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彫刻の森美術館では、世界の各地を独自の目線と色彩で切り取り続ける写真家、市橋織江の
"現在"を集大成する「市橋織江展 2001-2013」を開催します。

市橋織江(1978年生まれ)は、2001年に写真家として独立後、数々の広告や雑誌、
アーテイストの写真を手掛けています。映画「ホノカアボーイ」(2009年)の映像撮影、
TVCMなどムービーカメラマンとしても活躍。
主な写真集に「BEAUTIFUL DAYS」(2011年 MATOI PUBLISHING)、「PARIS」(2011年 PIE BOOKS)、
「Gift」(2009年 MATOI PUBLISHING)などがあります。
2014年フジサンケイグループカレンダーのために、彫刻の森美術館と姉妹館・美ケ原高原美術館の
四季と彫刻を撮りおろしました。

今回の展覧会では、未発表の作品から新作を含めた、作家自身の手焼きによる
オリジナルプリント100点と大型写真で美術館という空間を構成する初の試みにも挑戦します。
市橋織江の"眼"をともに体感できる本館ギャラリー1階から中2階へと通り抜け、
本館ギャラリー2階に展示された圧倒的な数の写真からは、それぞれの撮影場所の光や
空気の流ればかりでなく音や匂いまでもが感じられるようです。
写真家として独立して12年。その活動の中で、今ベストと思える作品をお見せします。

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展覧会名 市橋織江展 2001-2013
会期 2013年12月14日(土)~2014年3月2日(日)
会場 彫刻の森美術館 本館ギャラリー
開館時間 9:00~17:00(入館は閉館時聞の30分前まで)
入館料 大人1600円/シニア(65歳以上)、大・高校生1100円/中・小学生800円
休館日 会期中無休
交通案内 箱根登山鉄道「彫刻の森」駅下車、徒歩2分
作品点数 オリジナルプリント100点、大型写真パネル6点
関連イベント

アーティスト・トークを開催
第1回 2013年12月21日(土)13:30~  市橋織江×ハービー山口(終了)
第2回 2013年3月1日(土)13:30~(予定)

お問い合わせ先 TEL: 0460-82-1161 / FAX: 0460-82-1169
URL 彫刻の森美術館 | 市橋織江展


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彫刻の森美術館の入場料と往復乗車券がセットでお得な、
新宿から 大人3,730円 学生3,230円 子供1,840円
町田から 大人3,240円 学生2,740円 子供1,590円
本厚木から 大人3,030円 学生2,530円 子供1,500円
小田原から 大人2,350円 学生1,850円 子供1,140円


◆参照元

◆関連サイト

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スローライフが根付くオーガニックタウン「ネルソン」

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カナダ B.C(ブリティッシュコロンビア)州、湖を中心に山に囲まれた大自然の中にたたずむ小さな街ネルソン。 ガイドブックには載っていないけれど、多くの人が住みたがるほど魅力ある場所で世界5本の指にも入る水と空気の美味しさ、売っている食べ物はオーガニックが主流。 ここには古くからスローライフがしっかり根付いている。

ネルソンを知ったそもそものきっかけは大学時代の友人が住んでいたから。 この場所に行くと決めるまで、この町がどんなところなのか全く知らなかった。 友人に聞いても「アートとヒッピーの町だよ」という返答で、この場所への謎は深まるばかり。 なにせガイドブックにも旅系のサイトにも掲載されていないカナダの山奥なのだ。 友人がいるとはいえ、気温と通貨等のざっくりとした情報のみでの初めての一人旅。 行く直前には本当に大丈夫なのだろうかと正直不安になっていた。 けれど出発前に出会った一冊の本が不安を一掃させてくれた。
その本は、スペクテイター vol.19 「パシフィックノースウエスト」特集

『スペクテイター』は、サステイナブルライフ、緑色運動、DIY、自己教育、ネットワーク型コミュニケーションなど、さまざまな文化やムーブメントを国内外問わずフォーカスし、ありのままな言葉で綴る年2回創刊の雑誌。毎回取り上げるテーマの切り口がユニークなので書店に並ぶと必ず手に取る雑誌でもあった。 出発前に出会った2008年創刊のパシフィックノースウエスト特集は、カナダB.C地域の衣食住から歴史、精神に至るまで、現地のライフスタイルをしっかり取材された内容だった。
これを目にして感動したのは、どのガイドブックにも載らないニッチエリア、ネルソンの情報満載だったのだ。しかも実際に現地取材も行っているのでそこには生きた情報ばかり! 特に頭に残ったのが「クオリティ・オブ・ライフ」。この本の冒頭に書いてあったネルソンに住む人々の共通価値となるキーワード。この場所に行けば、面白いヒト、モノ、コトに出会えるかも!そんなワクワク好奇心を抱えいざネルソンへ!

週末読みたい本「ひかりの暦」

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色彩豊かなイラストで彩られた
四季を感じる、やさしいエッセイ本

こんにちは、なかじです。
「週末読みたい本」とか言いながら、やばい、もう週末が終わろうとしています。
正しくは「週末読んだ本」、でした。

さて本日ご紹介するのは、以前つくりびとでインタビューさせて頂いた
松尾たいこさんがイラストを手掛ける素敵な1冊。
著書は、星占いで有名な石井ゆかりさん。
でも本書は、占いの本ではなくエッセイです。
発売は1月28日なのですが、ひと足先にゲットしました!(いえい!)

皆さんは「二十四節気」って、知っていますか?
「二十四節気」とは、"節分"を基準に
1年を24等分して約15日ごとに分けた季節のこと。
その区分点となる日に、季節を表すのにふさわしい春、夏、秋、冬など
の名称を付けられたんだそう。

この「二十四節気」は、いわば"光"の長さを基準にして作られた暦。
例えば、立春や春分、夏至。きっと誰しも耳にしたことがあるはず。
少し前もTVで「今日は大寒です」とお天気おねえさんが言っていましたが
大寒は、1年で一番寒い日だとも言われています。
そんな、ひとつひとつの暦を石井さんのエッセイと、
松尾さんのイラストによって紹介されているのがこの本です。
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松尾さんらしい、キレイな色使いが印象的なイラストです。

本書のイラストは、以前松尾さんが「えこよみ」という本で描かれたもの。
カラフルだけど決してPOPすぎない、かわいいけどかわいすぎない、
モダンなのに、どこか和の空気感がする。言葉が難しいけど
バランスが"ちょうどいい"というか、なぜか惹かれてしまう。
松尾さんのイラストは、見ていて本当に飽きません。
どれもすごく素敵なんです。ページをめくるたびに、ほぅ、とため息でちゃう。
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石井さんの言葉は、ひとつひとつの文章が自然でいて鋭い。
暦の解説はもちろん少し紹介されているけど、本筋はエッセイ。
石井さんがそのときに感じたこと、起こった出来事が綴られています。

例えば、このページで紹介されている"啓蟄(けいちつ)"は、
土の中の虫たちが冬眠から目覚める時季。
それにリンクするヘビや蝶々、そしてほんのり色めく梅の花のイラスト。
松尾さんのイラストによって、石井さん独特の視点で書かれた言葉が
"キラキラ感"をさらに増しているような気がします。
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私は長いこと、海外に行ったことがなかったので
1年に春夏秋冬があることを、それまで意識したことがありませんでした。
でもおととし、1年中暑い国へ行く機会があって
そこで「毎年、四季があるってなんて珍しいんだろう」と改めて気付いたんです。
春は桜が咲いて、夏は蝉が鳴き、秋は紅葉が美しく、冬は雪で真っ白になる。
それは、日本を出るまではなかなか気づかなかったことでした。

著書の石井ゆかりさんは、一番はじめの導入部分で
ホーチミンでの、ある女性ウエイトレスとの会話を紹介しています。
それを読んだとき、「あぁ、そうだ。私もベトナムだった」と
現地でガイドをしてくれた人が、「日本には四季があっていいね」と
言っていたのを、ふと思い出しました。
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例えば「冬至(とうじ)」の時期は、世間はクリスマスムード。
「大暑(たいしょ)」の時期は夏まっさかりで怪談話が盛り上がる...etc.
そんな、石井さんが見て感じた色んな出来事が日記のように
書かれていて、そのエピソードや視点が実におもしろい。
200ページ近くあるんですが、すらすら1冊読めちゃいます。

ふと思い返すと、毎年毎月毎日
私たちは少しずつ変わっていく季節に合わせて
寂しくなったり、楽しくなったり、気持ちがゆらゆら変化する。
寒くなると急にセンチメンタル(古い)な気分になったり、
春が近づいてくるとだんだん気分が高揚してきたり。

普段、仕事に追われているとつい忘れがちな季節の変化や心の機微。
たまには立ち止まって、噛みしめてみてはどうでしょうか。
「少し立ち止まって、自分を見つめ直したい」
そんな人にもオススメしたい1冊です。

150126n_06.jpg文/石井ゆかり、絵/松尾たいこ
気持ちの深いところで励ます独特な筆致の星占いが今一番の支持を得ている石井ゆかりさんと人気イラストレーター松尾たいこさんが、二十四節気の暦をテーマに「文×絵」の美しい人生の四季本をつくりました。長くなったり短くなったりをゆるやかにくり返す光と闇を人生に映した24+2の珠玉の文と色彩豊かな絵から、日々の不安や動揺を打ち払う希望の光を見つけてみませんか。

発売日:2014/01/28
Size:4/6判
Pages:192頁
ISBN:9784093883122
発売元:小学館
定価:1,365円(税込)

◆関連サイト

先週のfacebook人気記事まとめ!1/20~1/25

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今週からついにスタート!facebookの人気投稿プレイバック

こんにちは!箱庭編集部です。
箱庭が始まってから今まで、何百何千と投稿してきた
facebookページでの気になるモノ&コト紹介。
「おっ」と気になった記事も、タイムラインに流れてしまうと
あれ~どこだっけ?と掘り起こすのが大変...
そんなわけで、"人気記事まとめ"をスタートすることにしました!
(ドンドン、パフパフ~!!! フォーーー!)

さて、先週特に人気のあった記事は何だったんでしょ?
早速プレイバック!今日は先週のBEST5をおさらいしちゃうよ。
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Kawamura Ganjavian 氏による"折りたためる"座椅子「OYSTER」。
使わない時に背面部を折りたためちゃうっていう便利なヤツ!
座椅子って聞くと何か地味っていうか、あまりオシャレなデザインが
少ないイメージですが、これはデザインもGOODですね。
そして、何より座り心地が良さそう~♪
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紙ふぶきを使った、キュートすぎるDIYテク!
迫るバレンタインに卒業式&入学式、そして誕生日...etc.
お祝いのケーキに+αで添えたい手作りアイテム。
紙吹雪、グルーガン、パーチメント紙、竹串があれば簡単に作れます♪
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「三寒四温」という言葉のように、寒い日が三日続くと
その後の四日は暖かくなり、寒い中にもすこしだけ春の気配が...。
写真はケイナ編集長が長野で撮影した、池で身を寄せ合うカモたち。
早く春が来て、あたたかくなってほしいですね。
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1/26まで渋谷ヒカリエで開催されていた、仙台・東北の出張手しごと展。
行った人、いますかね?というか、結構いそうですね(笑)
実際見てきたのですが、入口にだるまがズラッと並んでいて思わず二度見!
中のスペースはたくさんの人であふれていましたよ♪
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ひとつひとつ手作業で作られている、ねこの木製おもちゃ。
「ねこの人」でお馴染み、すーさんの"1日1ねこ"シリーズです♪
白木、グレー、黒の3色からなる色違いのネコがセットに。
毎日ちょっとずつ配置を変えて、色んなポーズをとらせたくなる(笑)

今週はBEST5をおさらいしました。
さ~て、来週は?お楽しみにー♪

ショピン結成から早7年。今年はこれまで以上に濃度の濃い1年になりそう!

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野々歩

野々歩(ののほ)

東京都出身。幼少期から音楽家である父親の影響を受け、現在は音楽ユニット「ショピン」のメンバーとして、また他ユニット「ノノホとコーセイ」「チリンとドロン」、「ロバート・バーロー」としても活動中。音楽活動の他にもモノ作りを行う創作ユニットを組むなど活動の幅は多岐に渡る。2014年2月からNHK『みんなのうた』にてショピンの新曲「ビーフストロガノフ」が放送決定。


【LINK】
nononootoshimono
ショピン公式サイト
チリンとドロン
ノノホとコーセイ


【WORK】
野々歩
ショピン「猫のいる音楽」
2014年3月12日発売

今回お話を伺ってきたのは、つくりびと初の音楽家(!!)、ショピンの野々歩さん。昨年発売した「箱庭がつくる ほっこり雑貨手帖」への出演をキッカケに今回のインタビューが実現しました!今回インタビューを行ったのは野々歩さんのお父様がリーダーを務めるロバの音楽座の活動拠点、ロバハウス。ショピンとして以外にも様々なユニットやソロでの活動を行う彼女の"創作の原点"に迫りました。


箱庭(以下:h):まずは自己紹介をお願いします!

野々歩(以下:野):現在はショピンをはじめ、ノノホとコーセイ、チリンとドロン、ロバート・バーローの他に、ヤンカノイ、斎藤紘良とミラージュ楽団のサポートメンバーとしても活動しています。その中でメンバーが被っていたりもするんですけど、それぞれのコンセプトでそれぞれ独立して活動しています。その中でも「ショピン」は結成して早7年が経ちました。


h:ショピンは元々どんな形で結成されたんですか?

野:ショピンのリーダーで作詞作曲を手掛けるタカハシペチカさんの楽曲を聴いて、「この人の作る曲を歌ってみたい」と思ったのがキッカケです。当時はお互い別のユニットで活動していたんですが、ふとしたことから一緒にライブをやることになって。そしたら「今度一緒にライブやってみようか!」という話になって。そこへ田中馨が「僕も入れて!」って。そこから数年後もう1人メンバーが増えてどんどん活動の幅も広がっていきました。2月に新しいアルバムをリリースするんですが、今回は今まで以上にすごく内容の濃い1枚に仕上がりました。何よりサポートメンバーがすごく豪華で...とにかく早くみんなに聴いてほしいっていう気持ちでいっぱい!ショピンとして今年はさらに濃度の濃い1年になりそうで、今からワクワクしています。

h:それは楽しみですね!野々歩さんはショピン以外にも色んなユニットを掛け持っていますけど...
その切替えはどう行っているんですか?

野:一時期はユニットによって自分自身も色を変えなきゃと思っていた時期もあったんですが、今はお客さんの層や、コンセプトによって自然と出て来る自分でやってます。

h:なるほど。ちなみに「チリンとドロン」、「ノノホとコーセイ」は共にお子さんに向けた音楽を制作していますよね。具体的にはどういう活動を?

野:主に幼稚園や保育園や公民館やカフェなど色んなところでライブをやっています。共に"子ども"に向けた音楽という点では似ているように見えますが、楽曲やコンセプトが少し異なります。ノノホとコーセイは言葉が理解できる年齢のお子さんに、聴いてもらいたい歌や口ずさんでほしい歌を届けるユニット、一方でチリンとドロンは赤ちゃんとお母さんとお父さんに向けた音楽を制作しています。元々は、なかなかコンサートに行けないお母さんたちに、楽しくリラックスした空間を提供したいと思い、結成したユニットなんです。そしてもちろん赤ちゃんにも心地いい音、ふれあい遊びなんかも取り入れたコンサートをしています。

野々歩

h:野々歩さんは元々子ども好きなんですか?

野:好きというよりは、気付いたら一緒に遊んでいて気付けば友達になっていることが多くて。子どもたちからあまり"大人"として見られていないのかも。「野々歩、今日うち遊びにくるっしょ?」みたいな感じで同じ目線で言われたりします(笑)。でも、それはそれでいい。大人然としないほうが子どもたちと心地いい距離が作れるんです。大人ぶって世話を焼いたりすると逆に面倒くさそうな顔をしたりしますから(笑)。


h:確かに、「この人は自分たちと違う」って思うと子どもはちょっと壁を感じてしまいますもんね。同じ目線なら心も開きやすい。

野:子どもとの距離の取り方は、音楽活動にも影響しているかもしれません。私の父親は「ロバの音楽座」という合奏団で、35年近く子供たちに向けた音楽活動をしているんですね。でもこのロバの音楽座の音楽は、子ども向けなんですけど、決して子どもに媚びない。いわゆる"子ども向けの音楽"って子どもたちを飽きさせないようなワーってテンションが上がるものを想像しがちですけど、あえてそういう音楽をやらない。子どもは落ち着きがなくてじっとしていられないっていうのは大人の想像で、しっとりした音楽でもちゃんと子どもたちはちゃんと静かに聴いてくれるんですよ。


野々歩

h:確かにロバの音楽座のコンサートを観ている子どもたちは、じっと静かに聴き入っていますよね。

野:そうなんです。父親のそういう姿勢を見ていたら、私はまだまだ修行の身だなと感じさせられますね。同じ音楽に携わる身として、父親から学ぶべきところはたくさんあります。

h:お父さんの「ここがスゴい!」というところは他にもありますか?

野:はい。一番スゴいと思うのは、365日24時間ずっと音楽のことを考えているところ。ONとOFFが全然ないんです。コンサートが終わって家に帰ってきても作曲したり楽器を作ったり...本当にずーっと音楽にどっぷり浸かってる。私の場合は家に帰ったらぼーっとしたり、割とONとOFFを分けるタイプなんですけどね。

野々歩

h:スゴいお父さんですね!同じ音楽家同士、意見がぶつかることはないんでしょうか?

ありますよ。私も父親も似た部分ですごく頑固なんです。だから意見がぶつかっても、全然譲り合わない。もちろん相手の意見に同意できれば譲ることもあるし、どちらかが折れることもありますけど...とはいえ父親はめったに折れてくれませんけどね(笑)。でも、その頑固という部分も良く言うと「確固としたイメージがある」というか。父親の頭の中にはいつも明確な答えが存在しているんだろうなと思います。そこも父親の尊敬する部分のひとつですね。

つづく

今週末まで開催中!「BASE×Hands Gallery Market クリエイターズフェスタ」

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手作りの品を楽しむ場「Hands Gallery Market」が
「BASE」とコラボレーションイベントを開催中!

こんにちは、箱庭編集部です。本日ご紹介するのは、
「BASE×Hands Gallery Market Presents 66人のクリエイターズ・フェスタ」!
箱庭でもお馴染み「BASE」と、東急ハンズが運営するギャラリー&マーケット
「ハンズ・ギャラリー マーケット」がコラボし、
計66名のクリエイターさんの作品を実際に見て、触って、買うことができるイベントです。

DIY好きにとってはお馴染みの「東急ハンズ」。
アイデアの宝庫、素材のデパート、モノづくりの聖地とも言うべき場所。
学研MOOK「ほっこり雑貨手帖」の撮影期間は、そりゃもう足しげく通いました!

気になる66名のクリエイターによる作品は、とにかく個性あふれるすてきなものばかり。
ということで、気になるクリエイターさんを一部ご紹介しちゃいます♪
(東急ハンズ渋谷店で実物を見て買えるのは、1月31日(金)まで!急いで~!)
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毛糸や刺繍糸をクロスステッチして、
まるで"ドット絵"のようなアクセサリーや雑貨を展開する「pixelarium」。
左の写真は富士山、右は"猫のダルマ"のブローチです♪
もうひとつ、カラフル・スクエアピアスという作品があるのですが、
これがまたかわいい!2色使いでシンプルなスクエア型のピアス、
普段使いもしやすいデザインなので、とってもオススメ。
ぜひサイトでチェックして下さい!
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ipa.さんによるブランド「プフェ」からは、プラ板や羊毛フェルトで
"遊び心"をテーマにしたアクセサリーや雑貨を出展。
私が気になったのはこの「おやさいピアス」。まさか...のブロッコリー(笑)。
他にも、ジャガイモやトマト、ちくわ(!!)なんてのもあってね。
もう見ているだけで本当に楽しすぎる!
ちなみにすべて手作業のため、こちらもひとつひとつ微妙に色が違うそう。
こういう1点物と出会えるというのも、手づくりの魅力ですよね。
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以前、ねこの人ことすーさんがfacebookページで紹介していた
ジュエリーブランド「m.m.m」の玉乗り猫ピアス。
BASEでたまたま見かけたとき、瞬時にハートをロックオンされちゃいました
もうね、とにかくめちゃくちゃかわいい。パール=玉のアイデアはもちろん
猫の丸みや全体のシルエットも絶妙!思わず部屋に飾っておきたくなる秀逸デザイン。
シルバーやゴールド、パールやガラスなどの素材を
使いひとつひとつ手作業で作られているんだとか。
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札幌在住の作家"ねむ"さんによるアクセサリーブランド「くうくうばくばく」。
プラ板や樹脂を使い、ひとつひとつ手作業で制作しているそう。
このキャンディーのようなアクリルアクセはもちろんかわゆすなのですが
他にもスカートをモチーフにしたピアスや、指をハグされているようなリングなど、
斬新なアイデアがすごくツボ!です。

さて最後に...今回のクリエイターズ・フェスタはじめ
「ハンズ・ギャラリー マーケット」プロジェクトを立案した城野さんと、
現在共にこのプロジェクに携わっている駒林さんにお話を伺ってきました!
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Q.まず、「ハンズ・ギャラリー マーケット」が生まれた背景を教えて下さい。
城野さん:元々私は「モノづくり」が大好きで、幼少時代から手作り教室通っていたんです。
その当時によく東急ハンズに材料を買いに行っていて、
そういうたくさんの思い入れがあるお店だったのでここに入社しました。
手づくりの作品やDIYコーナーを作りたいなとぼんやり思っていたときに
社内コンペがあって提案書を出したんです。
提案が通って渋谷店7階HINT7にまず一店舗目の「ハンズ・ギャラリー マーケット」を実現させ
昨年オンライン版の立ち上げと多店舗展開のために今の部署に異動しました。
現在は渋谷店、横浜店、梅田店、博多店、熊本店の5店舗とオンライン版があります。
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Q.オンライン版と実際の店舗との違いは?
城野さん:実物を見ないままにウェブ上で買う、という行為に抵抗がある人はまだまだ多い。
なので、実物を実際に見てもらって、
ファンを増やしていけるのが店舗版「ハンズ・ギャラリー マーケット」のいいところ。
次の購入からはウェブでもと敷居が低くなることはあります。
どちらもクリエイターとお客様がつながる出会いの場になってくれたら、そう思ってます。
オンラインはまず気軽に出展できる場所として、利用してもらえたら嬉しいです。

Q.出展されている方はプロの方ですか?
それとも本業は別にあるんでしょうか?
城野さん:本業の仕事とは別で創作活動を行っている人が多いですね。
平日はお仕事をして、休日を創作活動にあてている人が多い気がします。

駒林さん:いつかは本業にしたいという方もいますが、
趣味として行っている方もいたりと、人によってさまざまです。
でも、「ハンズ・ギャラリー マーケット」がメディアに紹介されたりすることもあって、
他社さんが見てクリエイターさんをスカウトする、お仕事を依頼するなんてこともあるんですよ。
『「ハンズ・ギャラリー マーケット」に出展したおかげで大きな仕事をすることができました!』
とクリエイターさんに言われたときは、本当に嬉しかったですね。

Q. 「Hands Gallery Market」の魅力とは?
城野さん:会社員やお仕事をされている方だと、
時間がなくてなかなか量産はできないと思うんですよね。
だけどウェブ版なら無料で数点からでも気軽に始められて自分のペースで運営できます。
また店舗の「ハンズ・ギャラリー マーケット」でも月額¥1,000から出展できるので
誰でも気軽に参加することができます。
そして何より、リアルな場でたくさんの人の目に触れるというのが魅力だと思います。

Q. 今回の「BASE×Hands Gallery Market クリエイターズフェスタ」は
とてもおもしろい取り組みですね。
参加クリエイターさん達はどうやって選ばれたんですか?
城野さん:ウェブで募集し、ご応募いただいた300名超のクリエイターさんから、私たちとBASEさんで選定させて頂きました。出展しているクリエイターさんが日替わりで店頭に立って、実際に交流することもできるんですよ。「BASE」と「ハンズ・ギャラリー マーケット」は一般的に見ると"競合"なのかもしれませんが、ライバル意識を持つよりも「一緒にやったほうが絶対にいい化学反応が起こる!」と思いました。どちらも新しくサービスが始まったばかりだったので、意気投合して今回のイベントを開催することができました。

Q.最後に、箱庭読者へメッセージをお願いします。
城野さん:実際にモノづくりをしているクリエイターさんから「こういうことがしたい!」という要望が聞きたい。個人ではなかなか広く発信できない方も多い作り手さんたちが、東急ハンズの店やブランドを活用してこんなことをしたい!などのアイディア・ご希望があればどんなことなのかぜひどんどん聞かせていただきたいです。そのほうが絶対におもしろいことができると思うんです。それを実現できるよう、私たちもがんばります!

駒林さん:私は少し前にハンズ・ギャラリー マーケットの担当になったのですが、それ以前は作品を作って「ハンズ・ギャラリー マーケット」に出展していた側だったんです。なので、作り手としての視点でいうと、自分が知らない素材を使っているクリエイターさんを見かけるとすごく刺激になります。「あ、今度これ使ってみようかな」とモノづくりのヒントをもらえるんです。色んな人に「ハンズ・ギャラリー マーケット」を知って、そして使ってもらって、これからも楽しく"モノづくり"をしてほしいなと思います。

城野さん:あと、やはりモノづくりは「続けること」が何より大事だと思います。せっかく出展しても作品がずっと売れないと心が折れてしまいがち。なかなか売れなくても、見ている人はちゃんと見てくれています。運営側の私たちからすると「もったいない...」と残念に思うことも実際多くて。だから、ちょっとめげそうになっても地道に続けていくことがすごく重要。ある日突然、爆発的に売れ出すということもあるので、諦めずじっくりと"モノづくり"を続けて下さいね。

BASE×Hands Gallery Market Presents 
66人のクリエイターズ・フェスタ
【開催日時】2014年1月18日(土)~31日(金) 10:00~20:30(金・土は21:00まで営業)
【場所】〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町12-18東急ハンズ渋谷店B2Cフロア


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無印良品のDIY感覚アトラクション「MAKE MUJI」を体験してきたよ!

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こんにちは! 箱庭編集部です。

本日、お届けするのは、
先週末に行われた無印良品さん企画の「MAKE MUJI」という
『お菓子づくりを疑似体験して愛を深めるDIY感覚アトラクション』の体験会レポート。

バレンタイン&ホワイトデー期間限定イベントです。


一足早く、体験させてもらいました!
いや〜とっても、かわいくてオモシロかったです!

このアトラクションを作ったのは、
デジタル技術を使って楽しいクリエィティブをしているPARTYさん。

PARTYさんは、以前も無印良品さんとダッグを組んでいまして...、
その時の「MUJI to GO 地球の背中」という動画は、
なんとYouTubeの再生が100万回を超えたそうです!!

そんな最強コンビが
今回は、『MAKE MUJI』という"愛を深める"というテーマのアトラクションを発表しました。


とにかく、
写真で見てもらった方が内容&魅力が伝わると思うので、
下の写真をぜひ、みてみてください☆

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アトラクションの全体写真。奥に自転車が設置されていて、自転車を漕ぐとアトラクションが動き出す仕組み。
チョコをあげるあなたが自転車を漕いで、チョコを受け取る大切な人は手前のこたつで待機!


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アトラクションにはレールが敷かれていて、その上をチョコが通っていきます。進むに連れてどんどんとチョコが
パッケージ化するという流れ。自転車は漕ぎ続けないと途中でチョコが止まってしまいます!

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まずは、板チョコの状態で流れていきます! なんとコレが最後に、立派な箱に入ったチョコへ変身。

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アトラクションの装飾がとってもかわいいかったです! 稼働している時はメロディーが鳴ってます。

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板状だったチョコも、後半にはカタチが整ってきます。
このあとは、収納BOXでつくられた"大きな箱"に入って、いよいよパッキングされます。

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"大きな箱"! チョコが通るとご覧の通りライトアップ。そしてついに...!

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"大きな箱"から出てくるチョコは、このハートをくぐって大切な人のもとへ。

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お~!パッケージされたチョコが流れてきました。すごい!
自転車は、まだ漕ぎ続けています(笑)

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はい! こたつで待機していた大切な人の元へ無事にチョコが到着!!
まさしくアトラクションです。体験時間は3分30秒。


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レールのまわりにある小物をはじめ、このアトラクションは
すべて無印良品さんのキッチン用品、文房具、家電などでつくられていました。


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背面の壁には、プロジェクションマッピングで映像が映し出されます!
雪の降る中、自転車を漕ぐ彼女。かわいい動物と話をしながら家路を急ぎ、チョコレートを作りだすという...物語。
途中いろんなシーンがあって、しっかりとこのアトラクションの世界観が表現されています。

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大切な人が待機するこたつ。まずは、iPadでふたりの名前を入力。
すると最後に名前の入ったオリジナルラベルがプリンタから出力されます。
あのよく見る無印良品のラベルです! そこに名前が入ってるだけでもテンションが上がりますね!


いかがでしたか...!?
「MAKE MUJI」。

カップルで行くのが恥ずかしい!っていう人は、
お父さんとか、兄さん&弟さんを連れていって楽しむってのもアリだと思いました☆


1月25日(土)から西武渋谷店モヴィーダ館7階 LOFT FORUMで
すでにアトラクションはスタートしています。

MAKE MUJI

場所
西武渋谷店モヴィーダ館7階 LOFT FORUM
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町21-1

期間
1月25日(土)~3月14日(金)
※ホワイトデーへの切り替えのため、2月中旬に一次閉鎖予定

料金
1,980円(MUSEE DU CHOCOLAT THEOBROMA 土屋公二氏監修チョコレート付)



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◆関連サイト

「午年だし、本物の絵馬を描こう」ワークショップレポートの巻

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新しい1年のはじまりは、自分でつくる絵馬づくり。

こんにちは。Keinaです。
気づけば、1月も残りわずかですね。
今日は、寒さもひとやすみしたのか、とても暖かい1日でしたね。

そうそう、1月のはじめに、楽しいワークショップに参加しました。
だいたいお正月といえば、ゴロゴロ、ダラダラと過ごしてしまいがちですが、
なんと1月2日から「午年だし、本物の絵馬を描こう」+ミニだるま描きというワークショップに参加してきました!

今日は、その様子をレポートしてみたいと思います!

「午年だし、本物の絵馬を描こう」+ミニだるま描き
このワークショップは、長野県小諸市にある「茶房 読書の森」で開催されました。
このあたりは、浅間山が見渡せる絶景スポット。

 
   
ここへ来ると、いつも気持ちがリセットされるお気に入りの場所です。

講師は、版画家の田嶋健さん。
ユーモアのあるステキな作品を作る方です。

この日は、絵馬とミニだるまを描きをしました。
絵馬やだるまをつくるのは、今回が初めて。楽しみだ!
 
そういえば、絵馬のことって、ほとんど知らないなぁ、ということで、まずは少しご説明。
絵馬とは、神社や寺院に祈願するとき、あるいは祈願した願いが叶って
その謝礼をするときに寺社に奉納する、絵が描かれた木の板のこと。
昔は神の乗り物としての馬、神馬(しんめ、じんめ)を奉納したと記されています。
でも、馬は高価で奉納しにくかったり、奉納された寺社側でも世話するのが大変ということで、
馬を奉納できない者は、次第に木や紙、土で作った馬の像で代用するようになり、
平安時代から板に描いた絵の馬に代えられるようになったそうです。

田嶋さんが参考にと持ってきてくれた絵馬。ズラッと並んだ馬が、なんともかわいい。
こちらは、東松山市の妙安寺の境内にある上岡観音は、馬頭観音としては関東地方随一の霊場。
毎年2月19日に行われるという絵馬市で購入したそうです。
この絵馬市は、「東松山上岡観音の絵馬市の習俗」として国の選択無形民俗文化財にもなっているそうです。

どんなものをつくるかイメージしたら、さっそくスタート!
おいしいコーヒーを飲みながら、のんびり制作タイム。

まずは、えんぴつで下書き。

お次は、アクリル絵の具で色を塗っていきます。

どんなものができるか、ドキドキしながら進めていきます。

絵が完成したら、田嶋さんが板の上に屋根をつけてくれます。
つくりはじめたら、あっという間!

完成した絵馬を壁に飾ってみると、なんとも個性豊かなデザイン。
わたしは、絵馬を2枚つくってみました。

1枚目は、駆け抜ける馬。躍動感が気に入ってます。

2枚目は、めでたい金の富士山と馬たち。
さりげなく、雲や太陽をイメージし、2014年と入れてみました。

お次は、ミニだるま描き。
白い無地の張り子のだるまに、アクリル絵の具で描いていきます。
こちらも完成したものを並べてみました。いろんな顔のだるまがいますねー!

わたしのだるまは、フクロウに変身!癒し系です。

この写真の方が田嶋さん。並んだ絵馬を見ながら品評会もありました。
思い思いにつくった絵馬、みんなの願い事が叶いますように!

終わった後は1品持ちよりで新年会もあり、とても楽しいワークショップでした!
お正月からものづくりに集中するって、なかなかオススメ。
なんだか楽しい1年になりそうだ。

◆場所:茶房読書の森
〒384-0807 長野県小諸市大字山浦5179-1
TEL:0267-25-6393

◆アクセス
【バス】
・新宿 / 池袋 → 小諸:高速バスで片道2500円程 所用時間3時間程
・大阪 / 京都 → 小諸:夜行バスで片道8000円程 所用時間9時間程

【電車】
・松本駅から → 「ワイドビューしなの」長野行 篠ノ井駅下車 →「しなの鉄道」小諸or軽井沢行 小諸駅下車
・軽井沢駅から → 「しなの鉄道」小諸行 小諸駅下車
・小布施から → 「長野電鉄長野線」長野行 長野駅下車 → 「しなの鉄道」小諸or軽井沢行 小諸駅下車

【しなの鉄道小諸駅より】
・車で20分
・100円バスも運行しています。バス停は「白山」。


◆関連サイト
ヤルダ兄弟舎のメンバーが東京から小諸に1年かけて通い、
取材を通じて出会った、会って話せる、町の面白き52人をを紹介した1冊。
P120に茶房 読書の森の依田雄さんが登場しています。

レトロ印刷JAMが東京出張!手紙舎の「印刷工場ピクニック」

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知れば知るほど、ワクワク&ドキドキ
印刷所(!?)でLet's大人の工場見学!

こんにちは、なかじです。
朝ね、顔を合わせた人に「ひどい顔だよ」って
結構な確率で言われるもんだから
「え、なに!?なになに?」とかビックリして鏡見にいったわけ。
そしたらてんで、通常運転。変化した箇所、皆無なわけ。
え、もしかして私、標準モードでひどい、顔...?
もうすぐバレンタインだチョコだっつって賑わってますが
今の私はチョコよりもチョコラBBのが100倍欲しい。
ゴディバよりエーザイ様様。力がみなぎるんだぜ。

たまには全く本線と関係ないことを
つらつらと書きたくなるときがあるんです。
すみません。

さ、気を取りなおして本日ご紹介するのは、
その名前からして何だか気になっちゃう印刷工場ピクニック」!
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箱庭メンバーも大好きな手紙舎さんが
レトロ印刷JAMの著書「印刷と遊ぶ。」と
最新著書「活版印刷の本」の出版を記念して
印刷工場で何と"ピクニック"を開催しちゃうんです♪
皆さんは、印刷工場って行ったことありますか?
出版業界に身を置く人なら珍しくないですが
他のビール工場やお菓子工場なんかと比べても
足を踏み入れる機会ってなかなかないですよね~。

そして今回は何と、
先日ケイナ編集長が工房を訪れたレトロ印刷JAMさんも参戦!
2日間限定で出張「レトロ印刷JAM東京店」がOPENしちゃうんです。
(レトロ印刷JAMさんの工房は大阪にあるのです。詳細は記事にて)

好きなデザインでレトロ印刷による印刷物を作れたり
スタッフさんが先生になって授業をしてくれたり
今じゃ懐かしい"ガリ版印刷"を使って
世界にたったひとつのアート作品が作れたり...etc.
レトロ印刷JAMならではのかわいい紙モノをぜひ作ってみて下さい。
一度作ると、もうね。あの質感と色に絶対ロックオンされちゃうんだから。
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それに今回は、紙モノ以外に
オリジナルの紙や布を使った缶バッジも作れるんです♪
親子で参加するのも楽しそう!

インクの匂い、紙特有の匂い。
私はインクの匂いがすると体が勝手に
「あぁ!入稿しなきゃ!」となってしまうのですが(笑)、
箱庭メンバーのお松のように、インクと紙の匂いが
たまらなく好きだという人、意外と多い気がします。
普段なかなか行く足を踏み入れる機会がない、印刷工場。
今週末は、ふらり覗きにいってみませんか?

「印刷と遊ぶ。」「活版印刷の本」出版記念
~印刷工場ピクニック~
日程:2014年2月1日(土)、2日(日)
時間:11:00~17:00
場所:UKIMA FACTORY/東京都板橋区舟渡3丁目28-14
問合せ:手紙社 042-444-5367
入場料:無料
<関連リンク>
 手紙社HP
レトロ印刷JAM


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食をテーマにセレクトされた、おいしい本屋さん「COOK COOP BOOK」

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読む、食べる、作る。 
色んな"おいしい"を楽しめる「食」の専門書店!

こんにちはー。お正月休みの流れで
食欲旺盛ぎみ、最近やたらモリっと食べているなかじです。
でも冬ってごはんがおいしいからさ。お鍋に鉄板焼きにビール。
ま、結局ビールは1年中飲むんですけどね。
さて気を取りなおして、今日ご紹介するのは
昨年末に渋谷から千代田区へお引越しした「COOK COOP BOOK」さん。
個人的に大好きな本屋さんで、この周辺に来ると必ず立ち寄る場所です。

ここ「COOK COOP BOOK」は
"食"をテーマにした本や雑誌を集めた、ちょっとユニークな本屋なんです。
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店内は天井が高く、自然光がたっぷり入ってすごく開放的。
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暮らしの手帖やうたかま、エココロやクーネルはじめ
近くの棚にはKINFOLKが並んでいたりして
見ているだけでもワクワクしてくる(お腹が空いてくる)セレクトが魅力!
雑誌はもちろんですが、もちろんレシピ本や食にまつわる書籍、ZINE、絵本など
とにかく「食」に関する本が充実しています。
1日の中で"何を食べるか"ってすごく大事ですよね。
おいしいものを食べた日は1日ハッピーだし、食べ損ねたら落ち込むし。
一緒に食べる人も、何を使って食べるかによっても全然違うしね。
そう考えると、暮らし、いや人生においても「食」って本当に大切だなぁと思うわけで。
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本棚が、テーマ毎にカテゴライズされているレイアウトも大好き。
「びん」がテーマなら、本の隣にセレクトされた瓶や雑貨が置いてあったり
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コーヒーのコーナーにはミルやコーヒー豆が。
何気なく目に入ると、どうしても興味そそられちゃうよね。
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先日京都でたまたま読んでハートをロックオンされた「パン語辞典」も発見!
その近くには......ん?
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食パン、マン...?

とにかく、「食の専門書店」というだけあって本の充実っぷりには脱帽です。
そして何より、セレクトがセンス炸裂!見た目もかわいくて中身も濃~い本ばかり。
どの棚を見ても興味をそそられてしまうのです。
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「COOK COOP BOOK」のすべての本をセレクトしているのは
ブックディレクターの鈴木めぐみさん。そんな本選びの達人に
「いま気になる本TOP3」を教えてもらいました。
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(写真右)「聡明な女は料理がうまい」 著者:桐島洋子
「桐島かれんさんのお母さんである、桐島洋子さん。
20年近く前に初版が発売されたベストセラー作品で今回が再版なのですが
時が流れても何度読んでも、色褪せない素敵な本です」

(写真中)「KANBUTSU」 著者:南風食堂
「多方面で活躍中の料理ユニット、南風食堂さんの「乾物」にスポットを当てた本。
ひじきや干し海老など定番ものから乾燥こんにゃくなどバリエーションはさまざま。
乾物と聞くと"和"な感じになりがちですが、中のレシピは実に多国籍!
今までの乾物のイメージを一新するような1冊です」

(写真左)「山小屋ごはん」 著者:松本理恵
「著者の松本さんが、実際に山に登って食べた"山小屋ごはん"が紹介されています。
"山小屋ごはん"とは、北アルプスや上高地など山の中にポツンと佇む山小屋で
いただける料理のこと。どれもすごくおいしそうなので、思わず山に登りたくなります」

ごはんの本を見るのってすごく楽しい~。食の本=レシピと思い浮かべがちですが
エッセイや小説、日記や写真集に近いものなど本当に色んな種類があるんですよね。

まだあるよ!COOK COOP BOOKが
"街のおいしい本屋"と呼ばれる理由
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おいしいPOINT①...本屋の中に「キッチンスタジオ」がある
ちょうどこの日も朝早くから料理教室が開かれていました。
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壁にはイベント&ワークショップの予定が黒板風に書かれています。粋!
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おいしいPOINT②...本屋でコーヒーをテイクアウトできる
本と一緒にレジでコーヒーを買って、外のテラスでゆったり。
良すぎる!そんな風に週末の朝を過ごしてみたいものですね。
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おいしいPOINT②...お菓子や瓶詰めなどフード類も買える
ハーブティーやクッキー、ジャムなどフード類も置いてあるのが嬉しい。
どれも多すぎず少なすぎない、ちょうどいいサイズ感のものなので
ついつい衝動買いしてしまいたくなっちゃうのです。そして、誘惑に負ける。
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その他にも、グリーティングカードやステーショナリー、エプロンなど
数は決して多くないけれど、色んな雑貨がセレクトされています。
「家で自家製シロップ作ってみようかな...作れるかな...」なんて
雑貨を見ながら色んな想像をするのも、いと楽し。
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何だか心地いいなぁと思っていたら、お店の所々にグリーンがあるからなのかな。
日射しがポカポカ暖かい日は、テイクアウトしたコーヒー片手にゆっくりしたい。
で、キッチンスペースのほうから料理のおいしい匂いとか漂ってきたらもうね、最高です。
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定期的に、平日のランチを自分たちで作って食べられるという
何ともオツなワークショップ「クイックランチ・プログラム」もやっているそうので
お近くの人はぜ覗いてみてください♪

COOK COOP BOOK
【住所】東京都千代田区紀尾井町4-5 G-TERRACE紀尾井町1F
【電話番号】03-3264-3230
【営業時間】11:00~20:00/土日祝11:00~19:00


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アメリカロードトリップ

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こんにちは。なつこです。

10月はじめにずっと行きたかったアメリカへ旅に行ってみた。目的は「モニュメントバレーを車で見に行くこと。」周りに何もない所に突如ドーンと現れる大きな岩を自分の運転で見に行きたかった。「ついでに周辺のグランドサークルも行ってみよ!」行く先を決めたのはモニュメントバレーだけの5泊8日のアメリカロードトリップ。

おかっぱちゃんが行く!南米の旅~ペルー編 vol.11 アマンタニ島でホームステイ

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Hola ! こんにちは。おかっぱちゃんこと、イラストレーターBoojilです。
南米のペルーの旅をみなさんにお届けしています!
今回は標高3800mに位置するチチカカ湖に浮かぶ島
 "アマンタニ島"で今回はホームステイを体験します!!!ウロス島からボートで1時間

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日本からもしここまで直接移動すると、飛行機とバス、ボートを乗り継いで丸3日=72時間はかかるでしょう。
民族衣装を着たアマンタニの島民のみなさんが出迎えてくれます。
さっそくホームステイ先に案内され、みんなの歩くペースについていこうとするも。。。
相当ゆっくり歩いても息が切れる・・・それもそのはず標高3800mの場所にチチカカ湖は位置しているのです。
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出迎えてくれた島民のみなさん!民族衣装が美しい!
女性は黒い布を頭にかぶり、鳥やお花の鮮やかな刺繍を施した白いシャル、
そして虹色の腰巻き、ボリュームのある真っ青なスカートを着ています。
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こちらの女性は島の安全を守る警察官のような役職だそう。
真っ黒な記事のジャケットにびっしりと虹色の刺繍が施されています。
到着してすぐに、彼女達のメルヘンチックな世界観にすっかり魅了されてしまいました。
チチカカ湖に囲まれたこの島だからこそ、長い間受け継がれた伝統がきちんと残っているんですねえ。
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ホームステイ先はこちらのお家になりました!2階がわたしの部屋になりました。
さて、どんなお部屋かな〜?

なんと窓から湖を見渡すことが出来て、のんびりとした時間が流れる落ち着いた空間。
畑に囲まれたお家。この島の島民達はみんな自給自足で暮らしているそう。

しかも、島民同士は物々交換で自分で育てた野菜を交換し合い暮らしている。
現金収入はこうしたホームステイで旅行者を迎える時にある。
それも毎日ではなく、数ヶ月に一度だけ。

起きる 食べる 作る 食べる 寝る 

ここにはインターネットなんてものもない 目に見えるものがすべて

シンプルな暮らしに触れると 余計な物が削ぎ落されて 心が綺麗になっていくのが分かる

どの部屋も裸電球が一つ。

ソーラーパネルでエネルギーを作っているので、夜は電気も消えて部屋が真っ暗になる。

暗くなったら眠る 日の出とともに起きる まるで赤ちゃんのよう
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部屋に荷物を置いたら、少し早めに夕食をとる。

小さな部屋で薪に火をつけ調理する。今夜の夕飯はキヌアのスープに自家製チーズをのせたごはん、サラダ。
そして食後に出てきた"ムーニャ"という名前のハーブティーがとても美味しくて体も暖まる。
香りがとても強く頭がすっきりとする落ち着く香り。高山病予防に適したハーブ。生活の必需品となっているそうだ。

高山植物ムーニャ、日本では決して手に入らないので是非ペルーを訪れたら試してみてほしい。

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食事を済ませると、ホームステイ先の娘さんが「今夜はディスコにいくわよ。」と言う。
「ディスコ!?」のんびりとしたこの雰囲気に包まれたアマンタニ島にディスコなんてものが存在するのだろうか?

何度も聞いてみたが、ディスコで間違いないらしい。
「みんなで踊りにいくから、あなたも衣装を着てちょうだい。」

島民の女性がみんな着ている民族衣装を手渡され、わたしも着替えることに。

ディスコ、、、ペルーのディスコとは、アマンタニ島のディスコとは。。。

一体どんな物なのだろう!?こんなに平和な何もない島のディスコとは!?
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次回につづく・・・・・・・・・・!

さて、次回もチチカカ湖に浮かぶ島「アマンタニ島」を紹介します!

Boojil_photo2.jpgBoojil (ブージル)
イラストレーター/エッセイスト/漫画家。 http://boojil.com/
海外ひとり旅から生まれた極彩色でピースフルな作風で観る人を優しい気持ちにしてくれる不思議な力を持つアーティスト。自身のひとり旅を記したエッセイ『おかっぱちゃん旅に出る』(小学館文庫)が現在NHK Eテレでアニメ化。好きな国はメキシコ、ラオス、インド。2012−13年、メキシコへ留学中、スペイン語と民芸品作りを学ぶ。春に帰国し、東京都練馬区にある古民家でアトリエ兼、スタジオ・イベントスペース"東京おかっぱちゃんハウス"をオープン。現在、広告、CDジャケット、キャラクター、デザインど、ジャンルを問わず活動中。
*現在毎週土曜23:30-放送中のNHK総合「妄想ニホン料理」のアートワークを担当中!
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