
パンにまつわることばを
イラストと豆知識でおいしく読み解く一冊
イラストと豆知識でおいしく読み解く一冊
こんにちは。オマツです!
本日は、パン愛好家の「ぱんとたまねぎ」さんによるパンの魅力がぎっしり詰まった本をご紹介。
この本を知ったきっかけは、先月西荻窪の松庵文庫で行われた『パン語辞典出版記念 ぱんとたまねぎ原画展』。
以前から気になっていた「ぱんとたまねぎ」さんの個展が行われるなら行かなきゃ!(しかも近所で!)と思い、
箱庭メンバーのすーさんと西荻散策がてら遊びに行ってきました。
パンの種類、各国のパン情報、パンのことわざ、おいしいパン屋さんの話など・・・どこ見渡してもパンパンパン(笑)!
実際パンは置いてなかったのですが、パンの絵をみて思わずおなかがぐー。無性にパンが恋しくなりました(´-`)

パンの知識はさることながら、彼女の描くイラスト達は、どれもゆるくて、深くて、あたたかい。
そんな作者のパンへの愛情は展示スペースのすみずみまであたたかく包み込んでいて、
そこで感じたぬくもりをテイクアウトしたく、本を購入したのでした。
ぱんとたまねぎこと、林 舞(はやしまい)さんは福岡県北九州市生まれのイラストレーター兼、デザイナーさん。
自他ともに認めるパン愛好家で、パンが好き過ぎて20歳のころ、おいしいパン屋さんが多い京都に移り住み、
2006年よりパンにまつわるフリーペーパー『ぱんとたまねぎ』の発酵(=発行)と共に活動を開始されたそうです。

著書はタイトル通り、パンにまつわることばをあいうえお順に集約したタイトル通り、まさにパン語辞典。
パンを食べているときはもちろん、食べていない時もパンをもっと楽しみたいというスタンスのもと、
食べるだけの「パン」だけではなく、見たり聞いたり学んだり、時には個人的見解を交えながら、多方面から「パン」について分析。
歴史、パンの道具、おいしいお店、京都とパンの関係、世界のパンなど、パンにまつわるあらゆる言葉(パン語・パンワード)を収録。
またパンにまつわることわざを収録した「パンの朝食ことわざ」なるとじ込み付録が付いてきます。
人生の大半をパンにささげる(!?)生活を送る著者による、どこまでも深いパンワールドに魅了される一冊です。
この本を読み進んで仰天してしまったのは、本全体を飾る作者の手書きイラストの数々。
そしてどこまで掘り下げるのー!?っと叫びたくなるパンにまつわる情報量と知識。
思わず「これはそうそう作れる本じゃない。」と本に向かってしゃべっていました。
本を通じてパンへの愛情を全身で受け止め、読み終えたときにはおなかいっぱい。
でも即効パン屋へダッシュしました。(西荻窪パン屋多いからね!)
パン好きだけでなく、パンに興味がない人も思わずパンに興味を持てる本だと思います。
突然ですがクイズです!
パンパンパンパン書きすぎて、この記事に何個パンって書いたか気になったので急遽数えてみました。
さて何個パンと書いたでしょ~?(答えは最後にあるよ!)
それくらいこの本を読んで私の頭はパンに占領されたのでした。
◆関連サイト
パン語辞典: パンにまつわることばをイラストと豆知識でおいしく読み解く
答え:69個!多い!!しかもロックだね!
以上、松本パンまつりでした(´-`)