
チョムリアップ スォ!カンボジアよりこんにちは!
箱庭特派員として、世界一周の様子をお届けしている小夏です。
私は今、カンボジアのシェムリアップに来ています。
手しごとをテーマに旅をしている私ですが、カンボジアではシルク製品を始めとした様々な手工芸品があり、
その物作りへのパワーを感じてわくわくが止まりません!
今回はシェムリアップで民芸品の工房見学をしてきた様子をお伝えします。
向かった先は、セントゥール•アンコールワークショップという所。
繁華街にあるセントゥールの土産店で販売されているキャンドルや石けん、
シルクなどの小物が手作りされている様子を見学してきました。
工房の敷地には、キャンドルの香りに使われるレモンバームや
葉から小物を作るパームの木などたくさんの植物が育てられていました。
パームの葉は大きな鍋の中で色付けされた後、陰干しし、小モノに合った幅に割かれていきます。

こうしてできあがった素材を糸のように編み込んだり、素材そのもので小箱を作っていきます。
職人さんたちが作っていたキャンドルホルダーを見ると、素材が細かい編み目となりとても規則正しく並んでいました。
ベテランの人ともなると、1日で20~30個くらいはできるんだとか!

お次は石けんを作っているところにお邪魔しました。
石けんにも、こちらで採れるハーブ植物が使われているそうです。

話を伺いながらも、職人さんたちのかぶっている帽子が気になってチラチラ...
なぜかというと、コックさんみたいでとてもかわいらしかったんです!
中にはキッチンのような作業スペースもあり、和気あいあいと女性たちが石けんを作っていました。
作業の行程について一通り聞き終わり、おしゃべりしていると
「どうして旅行してるの?仕事は?結婚は?」など次々と質問が飛んできました。

特にどうして今、私の年齢で一人旅をしているのかが気になったようです。
ちなみにカンボジアの女性は都市部では24~26歳、それ以外の場所では18~22歳で結婚するのだそう。
そして結婚後は、夫婦どちらかの余裕のある実家のお家へ、片方の家族全員が移り住むのだそうです!
これは夫婦だけでなく、本当に親族にとっても一大イベントですね~
そんな彼女たちとの楽しいおしゃべりを終え、工房をあとにしました。
次回はカンボジアのあの遺跡からお届けします!
◆箱庭キュレーター

小夏 / 旅人
3年半のOL生活を経て、2014年1月より世界の手しごとでつながる旅をテーマにした旅ブログsommarをスタート。
島好きで、学生時代より国内外の色んな島に足を運ぶ。
世界のローカルな地域で続く手しごとやデザインを学ぶ"世界一周 手しごと巡業の旅"の様子を更新中。
sommar | 世界一周 手しごと巡業の旅 | Twitter:@conatool