
日本で一番早い桜は、沖縄で。
こんにちは!旧正月も過ぎ、
慌ただしく過ぎ去っていった2月に想いを馳せるMOSAICKAFEです。
先日桜の開花予想が発表されましたね。
毎年この時期はワクワクしながらニュースを見ています。
いつか、弘前城の桜のじゅうたんを自分の目で見てみたいものです。
さて、沖縄というと桜の季節はほぼ終わり。
眩しいほど青々とした葉が茂ってきました。
これから桜を楽しむ方々に、ひとあし先に咲いた沖縄の桜を写真でご紹介!
写真をみて、これからの花見の季節にそなえてください!

沖縄の桜は「カンヒザクラ」という品種で、
一番寒い時期に北部の山頂から咲き始め南下していくのが特徴です。
ソメイヨシノなどに比べて、ピンク色が濃く1本の木に咲く花の密度は低め。
個体差が大きいようで、時折紅白入り混じるおめでたい感じのものも見かけます。
一斉に咲いて一斉に散っていく、本土の桜の様な壮大な美しさは残念ながらありませんが、
寒い中懸命に咲く可憐なカンヒザクラもまた乙なもの。
日本一早い桜祭りは、
沖縄本島北西部にある八重岳でスタートします。
「ひとあし、お咲きに。」
をキャッチフレーズに、今年は1月17日から2月1日まで開催されました。

沖縄では車で花見に行くため桜の下で宴会、とはいきませんが
八重岳の中腹にある桜の森公園では
出店やライブ、写真展などが催され、とても賑わいます。
沿道にランダムに置かれる「並木もち助」と「五平もち子」に
よる謎の看板に導かれて山道を上っていくと、
シダ植物をバックに咲き乱れる桜の花々。
こんな風景は沖縄ならではじゃないでしょうか。
(ちなみに「チビラーサン」とは、素晴らしい、かっこいいなどといった意味の沖縄方言です)


沖縄の桜は濃いピンクですが、周りの緑の色濃さにやや押され気味。

歩いたら暑くなったので桜アイスを食べてみました。
なぜかちょっと懐かしい味。

また、八重岳さくら祭りと同時期に開催される、
今帰仁城のライトアップもなかなかの見応えです。


青や緑に彩られた今帰仁城の桜はとても幻想的。
那覇近郊で桜が満開になるのはその2週間ほどあとになります。

与儀公園、識名宮、末吉公園など県内あちこちで桜を楽しむことができますが、
個人的にオススメなのは那覇市牧志にある緑ヶ丘公園。
国際通りから1本奥に入った、パラダイス通り沿いにあります。
桜の木はそれほど多くありませんが
「ガジュマルの木と桜」
という、こちらもまた沖縄ならではの風景を楽しむことが出来ます。

ちなみに、那覇の公園は猫天国でもあります。
緑ヶ丘公園で桜を撮っていたら「にゃー」と鳴きながら
ふっさふさの黒猫が突進してきました。
今年はもう終わりましたが、来年は是非日本一早く咲く桜を見に
沖縄を訪れてみてくださいね。
◆参照元
・八重岳桜まつり
住所:沖縄県国頭郡本部町大嘉陽
※今年は終了しています。(1月17日(土)~2月1日(日)まで開催していました。)
・今帰仁グスク桜祭り(なきじんぐすくさくらまつり)
住所:沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5101
※今年は終了しています。(例年1月下旬~2月上旬に開催)
・緑ヶ丘公園
住所:沖縄県那覇市牧志1丁目5
◆箱庭キュレーター

牧野裕子 | MOSAICKAFE
沖縄在住のコーヒー好き。特にアウトドアで飲むコーヒーは格別です。
ひとしきり泳いだ後の海辺でマキネッタから漂うエスプレッソの香りは本当にたまらない。
最近バイクの免許を取りました。
沖縄在住のコーヒー好き。特にアウトドアで飲むコーヒーは格別です。
ひとしきり泳いだ後の海辺でマキネッタから漂うエスプレッソの香りは本当にたまらない。
最近バイクの免許を取りました。