箱庭目線のおもしろ大阪散策。
カメラを持って街へ出かけよう!
こんにちは! Keinaです。
本日は、大阪レポートのつづき、2日目撮影散策をレポートしてみたいと思います!
2日目は、朝から晩まで、カメラを持っての課外授業!
スケジュールは、こんな感じでした。
8:50 |
難波駅集合 |
9:20 |
新大阪集合 |
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万博公園(太陽の塔、民芸館、EXPO'70) |
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米ディナンバー1(ランチボックス受取) |
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晴明丘中央公園でピクニックランチ |
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米ディナンバー1 店内見学&店主様 取材見学 |
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天王寺動物園(カメラを持って散策) |
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赤レンガ倉庫(カメラを持って散策) |
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千林商店街(フリータイム) |
19:20頃 |
難波駅(周辺)解散 |
19:40頃 |
新大阪駅(周辺)解散 |
なーんと、1日に7箇所も巡るという、バスバスさんとのコラボだからできる盛りだくさんのツアー。
2日目は、この箱庭マイクロバスのおかげで、移動もラクラク!
バスには「箱庭コラボツアー in 大阪・課外授業編様」と書いてあります(笑)
一番最初に訪れたのは、「万博公園」。
中央口から入場したら、心の準備も整わないうちに、楽しみにしていた太陽の塔がドーンとお出迎え!
入口は、駅の自動改札風。
実は、初めて見る太陽の塔! チラッと見えたときから、存在感がスゴイ! そして、大きーーーい!!
大興奮で入り、20分ほど太陽の塔を夢中で撮り続けました。
左右上下さまざまな角度から撮影してみした。
【左上】普通に立って撮影したもの。(通常はこんな風に見えます)
【右上】しゃがんで、赤いお花越しに撮影。木がなるべく入らないよう意識。
【左下】しゃがんで、花壇に咲いているオレンジ色のマリーゴールド越しに撮影。大きい木と小さい木を入れるように意識。
【右下】しゃがんで、花壇に咲いている黄色のマリーゴールド越しに撮影。大きい木と小さい木を入れるように意識。
同じような場所で撮影する時は、少し移動したり、しゃがんで撮影すると、違ったイメージの撮影が簡単にできます。
花の植え替えを定期的にしているようなので、季節によって色んなお花と撮影できそうですね。
少し意識するだけの簡単撮影術。
他には、こんな風にも撮ってみました。
1つ目の顔。まわりに木を入れて、望遠ズームレンズで上部を拡大。
なんだか見たことのない面白い構図になりました。これだけでも、ずいぶん印象が変わりますね。
2つ目の顔。後ろへ移動し、あまり見ることのない後ろ姿を撮影してみるのも面白い。
太陽の塔ということで、左にちらりと太陽も一緒に撮影。木も一緒に入れて季節感もアップ。
【左】3つ目の顔。正面の顔部分にズームして撮影。
木を入れることで大きさも伝わるし、全然違った表情が切り取れた!
【右】中央口を出たところから、上部だけ見えたところをパチリ。 また雰囲気がだいぶ違う。
被写体が大きくていろんな場所から撮影できるので、
太陽の塔は写真の練習にぴったり!
万博公園は、自然も豊か。 想像以上に広ーい公園!
紅葉した木の下に入って撮影。ナイスタイミングで真っ赤に紅葉していました。
落ち葉の上に差し込む光。なんだか外国みたい。
さぁ、ここで生徒さんが撮影した写真をご紹介!
Photo by おくのさん
移りこんだ紅葉がキレイですね。鯉もさりげなく泳いでいてGOOD。
Photo by 佐々木さん
ユニークな1枚。 太陽の塔が焼きイモ食べてます(笑) 要素をプラスするのもありですね!
集合した時に持っていた、焼きイモの正体は、これだったんですねー!
Photo by 中瀬さん
紅葉と太陽の塔の後ろ斜め姿。季節感もよく出ていて、素敵な1枚ですね。
Photo by 小寺さん
帰り道に撮影したんでしょうか。小さな子どもの後姿がなんともキュート!
1時間で全て回りきれないほど、公園内はとても広いです。
大阪日本民芸館、国立民族学博物館など、見どころも多いので、今度1日じっくり遊びに来ようっと!
自然とアートが好きな人にオススメ。
大阪府吹田市千里万博公園
TEL 06-6877-3331
日本庭園・自然文化園利用時間
開園時間 9:30~17:00 入園時間は閉園の30分前まで
定休日 毎週水曜日、水曜日が祝日の場合は翌日の木曜日
入園料 大人250円 小中学生70円
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お次は、手作りオーガニック弁当屋さん「米ディナンバー1」。
ここでは、店主の大辻さんを取材し、お昼に食べるお弁当を受け取りました。
オーガニックケータリングフード&デリのお店で、
デリショップでは、全メニューより 4、5種類のお弁当を販売していて、テイクアウト&イートインが可能。
ケータリングは、大阪・神戸・兵庫・京都・奈良・和歌山に無添加・有機野菜オーガニック弁当を配達しています。
なんとこちらでは、取材風景を見学できるというユニークな体験をご用意しました。
箱庭で取材風景を公開したのは、初めてだったので、ちょっと緊張しました!
生徒さんたちは、レトロな外観やステキな店内の写真を撮影させていただきました。
はい。ここでも生徒さんの写真紹介!
Photo by 中瀬さん
ふわっとブランコをこいでいるような店内の飾り。 全く気づかなかったー! 目の付け所がGOOD!
Photo by 杉本さん
表情がGOOD! この時の空気感が良く出ている写真ですね。
凛としたお店と人柄が印象的なお店でした。
こんなステキなお店が近所にあったら、間違いなく頻繁に足を運んでしまうでしょうね。
米ディナンバー1さんは、取材させていただいたので、詳しい取材記事は、近日アップします。お楽しみに!
大阪市阿倍野区阿倍野元町8-5
TEL 06-6622-7820
オーガニック弁当・野菜オードブル・京懐石弁当配達
配達時間 10:00~19:00 無休
デリショップ゚ 11:00~18:00 第2・4・5土曜、日祝休み
オーガニック弁当・デリ惣菜・オーガニック調味料・オーガニックベジケーキの販売
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お次は、「清明丘中央公園」でピクニックランチ!
米ディナンバー1の近くにある清明丘中央公園へ移動。
住宅街の中にあり、年月を感じさせる古木の緑が美しい公園は、
もとは一軒のお屋敷であったものを、所有者が相続せずに市へ寄贈したそうです。
木立の間から路面電車が見え隠れする静かできれいな公園。
みんなでビニールシートを広げ、待ちに待ったお昼ごはん!
米ディナンバー1さんのお弁当。 キレイな色の落ち葉と一緒にパチリ。
みんな朝から歩き回ったので、おいしさ2倍! いただきまーす!
ここからは、生徒さんの写真と織り交ぜてご紹介。
Photo by おくのさん
おいしいランチにズームイン! シズル感が溢れる美味しそうな写真ですね!
ピクニックランチ風景。 ここでは、休憩もかねてゆったりした時間を過ごしました。
キレイな落ち葉がたくさんあったので、集めて小さなアートを作ってみました。
Photo by えびすやさん
シャボン玉と紅葉の見事な競演! いつの間に!
Photo by 小寺さん
地面スレスレのローアングルがGOOD! あちこちに見える「どんぐり」たちと同じ目線。
意識しないと撮れない1枚。
公園から、路面電車が見えるたび、
「いまパンダの路面電車が通った!」「黄色いのが通った!」と、みんなで大盛り上がり!
写真は、公園近くを食後に散歩していたときのもの。
大阪府大阪市阿倍野区北畠1-18
面積12,114平方メートルの近隣公園で、公園の前をチンチン電車が走ります。
この公園は北畠家の屋敷跡で、植栽樹の種類が多く公園内にまんべんなく植えてあるのが特徴です。
災害時の一時避難場所・収容避難場所になっているそうです。
お次は、「天王寺動物園」。
入ってすぐ見えたのが日本一高いビル「あべのハルカス」!
生徒さんが教えてくれました!
国内初の300m 高さ:60階のビル。来年3月にオープン予定。
私以外は、関西の方だったので、みなさん色々知らないことを説明してくれました(笑)
移動中も「ケーナさん、ケーナさん!あの遠くに見えるのが大阪城です!」
「あれが通天閣ですよ!」と案内してくれてとても親切でした!
ビルを見たあとは、いよいよ動物エリアへ移動。
真っ先に見に行ったのは、大好きな白くま。
この白くまの名前は、ゴーゴ。 目の上に眉毛のようなハゲがあり、なんだか愛嬌のあるお顔(笑)
動物園は、望遠ズームレンズが大活躍! このレンズがあると、動物の息遣いが聞こえそうな写真が撮れる。
優しく微笑んだように見えたゴーゴの横顔。
やっぱり眉毛あるよね。毛の束感までバッチリ撮影。ゴーゴの奥さんバフィンは出産準備中のためお休みでした。
といっても、妊娠しているか全く分からないそうで、もしかしたら出産するかもしれないとのことで安静にしているそうです。生まれることを祈ってます!
今年の6月に来たばかりのアミメキリンのオス幸弥(こうや)。
キリンといえば、長ーい首が特徴。よく見たら、タテガミがチョビっと生えてる!
全身もいいけど、あえて首にズームイン。
【左】チンパンジーがしゃがんでいるところ。
手前の木をぼかして入れることで、茂みから撮った風にしました。
【右】象が鼻で砂をすくって遊んでいるところ。鼻が数字の「6」みたいになってる!
動物の写真は、タイミングが大事。慣れないうちは、何枚か続けて撮影するのが上達のコツです。
ここからは、生徒さんの写真紹介。
Photo by 中瀬さん
木陰からライオンを覗いたドキドキ感が伝わってくる写真ですね。
わたしは白くまに夢中になりすぎて、ライオンが見れなかったので、写真で見れてなにげに嬉しかったです。
Photo by えびすやさん
象と植物が水辺に移り込んでいるのがキレイ。 水辺の写真は絵になりますね。
水辺を見つけたら、色んな角度から写真を撮ってみると美しい絵が撮れるはず。
Photo by 佐々木さん
おっと!これは、ずいぶん迫力あるサイの写真が撮れましたね!!! わぁ!襲われるー!
正面からサイの顔初めて見た気がします。よく見るとちょっとマヌケな顔(笑)
Photo by 佐々木さん
ヤギがまるでモデルのようにキメているところが可愛い! 動物園でスケッチしてみるのも楽しそうですね!
Photo by 小寺さん
まるでトムソーヤでもいそうな木のはしご!はしごを登って上から景色を眺めたくなる1枚。
大阪市天王寺区茶臼山町1-108
開園時間 9:30~17:00(入園は16:00まで)
(5・9月の土・日・祝日は18:00まで開園、入園は17:00まで)
休園日 毎週月曜(休日にあたる場合は翌平日)・年末年始(12/29~1/1)
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お次は、「赤レンガ倉庫」。
関西に住んでいる方も、意外と知らない穴場「赤レンガ倉庫」。
築港赤レンガ倉庫は、大正12年(1923年)10月に住友倉庫によって建設された、大阪に残る数少ないレンガ建築。
現在、赤レンガ倉庫は大阪市の管理下にあり、現在は非公開で、再生策が検討されているそうです。
柵はありますが、外から見ることはできるので、写真撮影は可能。
古い建物は、味があるので、絵になりやすい。見よ、この重厚感。
アートな施設やカフェなどにリノベーションしたらいいのにな!
柵の隙間から撮影すると、柵がないように撮れます。
まるで映画のワンシーン。
現在も使われているのか、一部は人の気配がありました。
よーく見ると、ミッキーとミニーが住んでました(笑)
安藤忠雄事務所設計の「親水護岸」「人工地盤」から見えるのは、真っ赤な「港大橋」。
道路が2階建てになっているトラス橋で世界3位の規模とか。ゴツくて力強い橋。
ここからは、生徒さんの写真紹介。
Photo by 佐々木さん
割れた窓ガラスと紅葉。哀愁漂う廃墟の美しさ。何が飛び込んで割れたのかも気になるところ。
Photo by 小寺さん
逆光と赤レンガ倉庫。 偶然撮れた太陽のフレアもGOOD!逆光写真は個人的に好きです。
Photo by 中瀬さん
1つ上の小寺さんのアングルと似ていますが、表現方法が全く違っていて面白い。
これが同じ場所で撮る面白さでもありますね。滲んだ夕方の景色が印象的。
Photo by 杉本さん
逆光を生かした光あふれる構図がGOOD!まるで海外みたいな雰囲気の写真。ステキですね!
Photo by 杉本さん
楽しそうに散策している佐々木さんと赤レンガ。夕日に照らされて人物も建物もキレイな色です。
以前、カメラマンさんから聞いた話ですが、夕方日が暮れる前に人物を撮影すると、
優しい光になるので、いい雰囲気に撮れると言っていたのを思い出しました。まさにその感じ!
Photo by おくのさん
柵入りバージョンの赤レンガ。 実際はこんな感じで柵があります。
レンガが夕日に照らされてキレイですね。
Photo by えびすやさん
赤レンガ倉庫でひっそりと実をつけていたぶどうの写真。
ふとしたところに、たくましく生きている植物を撮るのもいいですね!
ぶどうは、さっきのミッキーとミニーがいたところの上のほうにありました。
◆築港赤レンガ倉庫
大阪府大阪市港区海岸通2丁目6
大阪市地下鉄中央線大阪港駅から徒歩約5分
お次は最後の撮影スポット「千林商店街」!
大阪オカンの街へいざ突入ー!
元気のない商店街が多くなっている世の中ですが、こちらの千林商店街は大賑わい!!
1000ピースプロジェクトさんのダウンロードできる
散策マップを見ながら歩きました。
街角ナゾ造形を見つけたり、美味しいお店で足をとめて買い食いしたり、各自フリータイムを楽しみました。
ここでは、地元の人がよく行く美味しいお店を、
バスバスの林さんがたくさん教えてくれました。
こちらは、千林名物からあげ!
100gなんと170円! 外はサクサク、中はジューシー!
サービス精神旺盛のおじちゃんが色々説明してくれました!
大阪府大阪市旭区千林2丁目10-26
クレープといえば、あんどれ。
並んでいる間にも、ひっきりなしにお客さんが買いに来るところを見ると、地元の方に愛されているお店のようです。
甘いものから、おかず系までメニューが豊富でした!
大阪府大阪市旭区千林2-10-22
ここは大人気の甘味処、角屋。
夏は詰めたてのアイスモナカ、冬は回転焼きで有名な昔ながらの甘味処。
ここに来ないと夏がはじまらないという人がいるくらい地元の方に愛されているお店です。
大阪府大阪市旭区森小路2-8-22
メニューは衝撃の大阪の下町価格!!
1番高いメニューでも420円!
注文は店内に用意されている紙に書いて店員さんに渡すシステム。新しい(笑)
わたしは、きなこ好きなので、きなこおぐらソフト(320円)を注文。
予想以上の大きさにビックリ!お味もおいしく、食後にはお茶を飲んでホッと一息。
Photo by おくのさん
ぜんざいにもち玄米が入っているのを食べるのは、初めてとおっしゃってました!
美味しそうな写真からもおいしさが伝わってきます。玄米白玉ぜんざい(380円)
Photo by えびすやさん
角屋さんがある通りの外灯。丸が多くて不思議な空間ですね!
帰り際、おいしいコロッケ屋さんに立ち寄る生徒さんを発見!
千林商店街のアーケードから少し入ったところにある、フライの店頭販売と洋食屋さんも併設されているお店。
私も、その場で揚げたてアツアツの手造り特選コロッケ(100円)をいただきました。
甘みのある、じゃが芋が特徴のおいしいコロッケでした!
大阪府大阪市旭区千林2丁目7-8
すっかり日も暮れたところで、散策は終了!
バスに乗り込み帰路へ向かいました。
ほぼ2日間を一緒に過ごし、様々なことをみんなで体験し、すっかり生徒さんたちは仲良しになりました。
こんなに1日中カメラ片手に歩き回ることって、なかなかありませんよね。
生徒さんが撮った写真と私の写真、あわせて見るとそれぞれ個性が出ていて面白いですよ。
少し意識するだけで、日常の風景がいつもと違って見えるはず。
帰りのバスでは、「どんな写真が撮れたか、また後日みんなで集まります!」と
目をキラキラさせながら生徒さんたちが話してくれたことが、とても嬉しかったです。
今までは会うこともなかった異業種の方と数日で友達になれるのは、箱庭のガッコウならでは。
大人になってからできる友達って案外少ないので貴重です。
こうやって人と人が繋がっていく瞬間を見ると、
本当に開催してよかったなぁ!と毎回心の底から嬉しくなります。
2日連続で箱庭のガッコウを開催したのも、大阪で開催したのも初めてで、
しかも楽しすぎて、あっという間に過ぎてしまいました!!
大阪の生徒のみなさん、バスバスさんのスタッフのみなさん、色々とありがとうございました!
見るもの全てが新しく、常にワクワク状態。
まるで子どもの頃に戻ったような感覚で、一日歩き回りました。
来年もまた、楽しい企画を計画中なので、
気になった方は、ちょこちょこ箱庭をチェックしてくださいね。