
夏の京都、涼のおもてなし「川床」
こんにちは!箱庭キュレーターのナナエです。
連日、暑い日が続きますね。
そんな暑さに少しの涼を☆
夏の京都の風物詩、川床(かわどこ)のレポートをお届けします。
私は昨年初めて体験したのですが、それはまさしく「涼のおもてなし」。
今でも思い出すと、ひんやり心地よい風が吹いてくる気がします。
川床とは?
川床とは、水面や河原に張り出した床の上で、夏らしい料理を楽しむ京都の夏の風物詩のひとつ。
鴨川、貴船、高雄などで5月から9月に行われています。
一般的に、鴨川のものは、納涼床(のうりょうゆか・のうりょうどこ)もしくは川床(ゆか)と呼ばれ、
貴船、高雄のものは、川床(かわどこ)と呼ばれているのだそう。
今回は、イメージ通りの「ザ・川床」がいいなということで、貴船の川床に決定!
いざ、貴船の川床へ
京都駅から地下鉄と叡山鉄道を乗り継いで、約50分。「貴船口」駅に到着。
そこから、送迎バスに揺られて「ひろ文」さんへ。
お店ののれんをくぐると・・・


涼~。
溢れる緑と川の音。
音をお伝えできないのがもどかしい!
川の音と吹き抜ける風がなんとも涼しく心地よいのです。

夏の京料理に舌鼓
川床では、目にも鮮やかな夏の京料理を満喫。
コース以外では、流しそうめんも!



涼しい風と音を聴きながらの食事は、想像以上。
とっても贅沢な夏のひとときでした。
川床のあとは、貴船・鞍馬を散策
川床で大満足したあとは、「京都の奥座敷」とも言われる貴船・鞍馬を散策。
そこでもまた、涼のおもてなしが。

まずは、川床からもすぐの貴船神社へ。
貴船神社は「水の神様」として有名で、水にちなんだ「水占みくじ」なる占いが人気。

境内の御神水に項目だけ書かれたおみくじを浮かべると・・・
次第に占いが浮かび上がってきます。
貴船神社に行かれた際はぜひお試しあれ。
鞍馬への道中で・・・
川床と貴船神社で涼を満喫したあとは、お隣の鞍馬へ。
しかし、ここでちょっと失敗。
「近道らしいよ!」と選んだ道が、険しい山道だったのです。
ハイキングというよりは、本気登山!
後で知ったのですが、その道は
その昔、牛若丸こと源義経が天狗との修行で走った道なのだとか...。(納得!)
そんなハプニングもあり、駆け足になってしまいましたが、
鞍馬寺もとても素晴らしく、またゆっくり行けたらなと思います。


◆貴船 アクセス
電車の場合:
叡山電車「貴船口」が最寄り駅です。
川床を実施する各店舗へは距離があるので、送迎有のお店がおすすめです。
貴船神社へは「貴船口」駅から京都バスで約5分。
箱庭のガッコウ1期生。富山県出身。なかなか旅に出られない旅好きキュレーター。
趣味は美味しいもの、おもしろいものを探して街歩き。
箱庭のガッコウ卒業生とキュレーションサイト「マルマル。」を運営しています。
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