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民藝との出会いが磨いた美意識。その多彩な創作と収集。
こんにちは。Keinaです。
今年で生誕120年記念のデザイナー 芹沢銈介さんの展示が9月10日(水)から日本橋髙島屋で開催するそうです。
型絵染の人間国宝、芹沢銈介さん(1895~1984年)は、
柳宗悦さんとの出会いをきっかけに民芸運動に共感し、沖縄の紅型から、独自の型絵染を創始したことで知られています。
芹沢さんの模様には、文字、植物、人物、風景、幾何学模様など、実にさまざまなものがありますが、
初期から晩年まで、明解で親しみやすい作風で一貫しています。
その種類も、着物、帯、のれん、屏風、額絵、絵本など、多岐にわたります。
また染色にとどまらず、本の装幀、ガラス絵、板絵、赤絵(陶器の絵付け)、看板や照明のデザイン、
美術館の設計(大原美術館工芸館)等、実に幅広い分野で活躍し、豊かな仕事を残しています。
明治生まれのデザイナー芹沢銈介さんの作品は、いま見てもとても素敵で大好きです。
そして、24歳のころから小絵馬の収集をしていたそうで、若い頃から収集好きな一面もあったようです。
そんな素敵な作品と収集した世界各国の美術・工芸品が一緒に見られる嬉しい展示、おすすめです。
週末に、ゆっくり民藝を楽しんでみては、いかがでしょうか。
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生誕120年記念デザイナー芹沢銈介の世界展
2014年 9月10日(水)~9月23日(火・祝) 日本橋髙島屋 8階ホール
主催:朝日新聞社、東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館
協力:静岡市立芹沢銈介美術館、日本民藝館、柏市
監修:長崎 巌(共立女子大学 教授)、芹沢惠子(東北福祉大学 芹沢銈介美術工芸館 副館長)
入場料:一般 800 円、大学・高校生 600 円、中学生以下無料
入場時間:午前 10 時~午後 7 時 30 分(8 時閉場)、最終日は午後 5 時 30 分まで(6 時閉場)
生誕120年を記念して、第1部「デザイナー芹沢銈介~多彩な造形表現」と
第2部「芹沢銈介の目~収集した世界各国の美術・工芸品」の2部構成で、その美意識と感性にせまります。
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芹沢銈介の作品を4つの視点で選び、屏風やのれん、着物、帯などの約60点を紹介します。
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芹沢銈介が収集した美術・工芸品は、静岡市立芹沢銈介美術館に約4,500点、東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館に約1,000点寄贈されました。その中から約50点を選び、芹沢の心を揺さぶり、内なる美意識を刺激したものに共通する「芹沢銈介の目」をさぐります。
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日本橋髙島屋の会期終了後は、横浜、京都、大阪、仙台で開催予定です。お近くの方はぜひ!
会期 : 2014 年 9 月 25 日(木)~ 10 月 6 日(月) 会場 : 横浜髙島屋
会期 : 2015 年 1 月 7 日(水)~ 1 月 19 日(月) 会場 : 京都髙島屋
会期 : 2015 年 1 月 21 日(水)~ 2 月 2 日(月) 会場 : 大阪髙島屋
※3 月 17 日(火)~6 月 17 日(水) 仙台・東北福祉文化大学芹沢銈介美術工芸館にて開催
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◆芹沢銈介 プロフィール
1895(明治 28)年 | 5月13日、静岡市の呉服太物卸小売商、 大石角次郎・あいの次男として生まれる |
|
1916(大正 5)年 | 21 歳 | 東京高等工業学校工業図案科卒業、静岡に帰る |
1917(大正 6)年 | 22 歳 | 芹沢たよと結婚、芹沢姓になる |
1919(大正 8)年 | 24 歳 | 静岡県立静岡工業学校教授嘱託になる |
1921(大正 10)年 | 26 歳 | 大阪府立商品陳列所図案課技師になり、国内外の図案を調査研究 |
1925(大正 14)年 | 30 歳 | 芹沢主宰「このはな会」の作品が 「第二回全国家庭手芸品展覧会」で最高賞受賞 |
1927(昭和 2)年 | 32 歳 | 朝鮮旅行中に柳宗悦の論文「工藝の道」を読み感動 柳が芹沢の蒐集した小絵馬を見るために芹沢家を訪問 |
1928(昭和 3)年 | 33 歳 | 上野恩賜公園で開催された「大礼記念国産振興博覧会」の 「民藝館」で沖縄の紅型風呂敷に出会う |
1931(昭和 6)年 | 36 歳 | 創刊された『工藝』に型染で表紙装丁をする |
1934(昭和 9)年 | 39 歳 | 静岡から一家で上京し、東京・蒲田に工房をもつ |
1939(昭和 14)年 | 44 歳 | 初めて沖縄を旅行し、紅型の技法を習得する |
1956(昭和 31)年 | 61 歳 | 「型絵染」で重要無形文化財保持者に認定される |
1963(昭和 38)年 | 68 歳 | 大原美術館の芹沢銈介室と棟方志功室が落成する |
1966(昭和 41)年 | 71 歳 | 中東とヨーロッパを旅行する。紫綬褒章を受章 |
1976(昭和 51)年 | 81 歳 | パリのグラン・パレで「芹沢銈介展」が開催される |
1981(昭和 56)年 | 86 歳 | 静岡市立芹沢銈介美術館開館。フランス芸術文化功労章を受章 |
1984(昭和 59)年 | 88 歳 | 4月5日死去 |
1989(平成元)年 | 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館開館 |
そして、同時開催で「用の美とこころ 民藝展」も開催。
同展にあわせ、「用の美とこころ 民藝展」を開催。全国各地から選りすぐった民藝品を展示・即売する他、
現代に受け継がれる芹沢銈介デザインによる作品もご紹介いたします。
日本橋髙島屋、横浜髙島屋では、松本民芸家具による昭和初期の芹沢デザインを再現した「バタフライテーブル」の
復刻販売、また、京都髙島屋、大阪髙島屋では、吉田璋也と鳥取民藝の特集企画をご覧いただけます。
美は暮らしの中にあり。柳宗悦の精神を受け継いだ人々がいた。
『用の美とこころ 民藝展』
全国各地から現代の暮らしに溶け込む民藝品を展示、販売
2014 年 9 月 10 日(水)~9 月 23 日(火・祝) 日本橋髙島屋 8 階催会場
2014 年 9 月 25 日(木)~9 月 29 日(月) 横浜髙島屋 8 階催会場
2015 年 1 月 7 日(水)~1 月 12 日(月) 京都髙島屋 7 階催会場
2015 年 1 月 21 日(水)~1 月 26 日(月) 大阪髙島屋 7 階催会場
※「デザイナー芹沢銈介の世界展」とは会期終了日が異なります。
会場:日本橋髙島屋
◆参照元