السلام عليكم! これは、アラビア語で「こんにちは」のあいさつです。「アッサラーム・アレイクム」と発音します。
忘れたころにやってくる、旅のお話。
今回は、モロッコの建築で最も目にする機会が多いZellige(ゼリージュ)について。
滞在中は、その美しさにすっかり魅了され、見つけるたび見入ってしまいました。
ゼリージュとは、カットした施釉(せゆう)タイルを組み合わせて幾何学模様を作るモザイクタイルのこと。
素焼きが終わった製品に釉薬(ゆうやく)をかけることを施釉(せゆう)というそうです。
伝統的に使われてきたタイルの色は、白、黒、青、緑、黄、赤、茶の7色。
近年は水色なども加わり10色ほどのバリエーションがある。
幾何学紋様のパーツのバリエーションは360種類以上といわれ、それぞれの形に「イチジクの葉」、「オリーブ壺」などの名前があり、ジュレージと呼ばれる加工職人はそれらの形と名前全てを記憶しているという。
ゼリージュの技法は古くは中東でも盛んだったけど、今残っているのはモロッコだけなんだそうです。
そんな旅で出会った大好きなゼリージュスナップと旅のエピソードをご紹介。