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週末読みたい本「世界の美しいボタン」

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宝石のようなアンティーク&ヴィンテージボタンコレクション!
見て楽しいボタンの世界へ!!

こんにちは!MORIFUMIです。

最近は本屋さんでも刺繍や編み物など手芸コーナーが盛り上がっていて、
充実したラインナップを繰り広げていますが、
今回は、ボタンにスポットをあてた本を紹介します!

18~20世紀のヨーロッパのボタンを中心に、七宝・ガラス・メタル・貝・木などの素材別と、
主要なボタン作家別に約750点のアンティーク&ヴィンテージボタンを紹介した本です!

ボタンのひとつひとつが素敵な作品になっていて、
見ているだけでも楽しめますし、たくさんのインスピレーションを得られる本になっています!

それでは、中面を少しだけ紹介しますね~。
まず第一章は素材別にボタンが紹介されています!

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18世紀のボタン
18世紀のボタンは、絵画のような芸術的な作品ばかり!
でも、主に男性用として使われていたそう。おしゃれメンズですね~。

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七宝のボタン
上の写真は、19世紀後半から20世紀前半のボタン。
花を描いたものだったり、かたどったものが多いですね!女性的な印象を受けます!

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ガラリット(カゼイン)のボタン
ガラリットは染めやすいので色を重ねたり、削って下の層の色を出したりと使いやすく、バリエーションが豊富。
個人的にもこの色合いと、幾何学模様が好みです!とってもかわいい~。


そして、第二章は作家別にボタンを紹介されています!

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Henri Hamm(アンリ・アム)のボタン
作品の多くが、パリ市近代美術館に所蔵されるというほど素晴らしいアーティスト!
果物や花などの自然と幾何学模様の融合から生まれた作品は1000を超えるそうです。
ボタンの素材も、デザインも、どれも素敵な作品ばかりです!

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Roger Jean Pierre(ロジェ・ジャン=ピエール)のボタン
スワロフスキーのクリスタルとビーズを使ったレジンのボタンなど、宝石のような作品が多いアーティスト。
高級宝石店にいるみたい~!


そして第三章は、「知られざるボタンの世界」と称して、
フランスにも影響を与えたジャポニスムボタンの説明などが掲載されています。
その他にも、ボタンの歴史がわかるコラムや、フランスと日本の手芸店・博物館の情報も!

今回紹介したのは、ほんの一部のボタン!本では、コレクションボタン約750点が収録されています!
とにかくとってもかわいい本なので、ぜひ手にとってみてください!


世界の美しいボタン
Size:A5判変型
Format:150×160mm
Pages:192 Pages (Full color)
Binding:ソフトカバー
ISBN:978-4-7562-4595-3 C0072
発売元 パイ インターナショナル


そして、今回「世界の美しいボタン」刊行記念として3/2から4/5まで写真展が開催されています。
3/21~22の2日間限定で行われる週末蚤の市では、フランスより著者エリック・エベール氏が来日!
本書掲載のアンティーク&ヴィンテージボタンを購入できるスペシャルなイベントなんです!
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「世界の美しいボタン」刊行記念写真展
期間 : 2015年3月2日(月) ~ 4月5日(日)
場所 : 八重洲ブックセンター本店 中2階
    喫茶「ティファニー」
※喫茶「ティファニー」の営業時間に準じます。


期間 : 2015年3月21日(土)、3月22日(日) 
時間 : 10:00~19:00
場所 : 八重洲ブックセンター本店1階 店頭 
    (雨天の場合は1階店内)
こんな機会はありませんので、ぜひ足を運んでみてください。
奥深いボタンの世界のトリコになりますよー!


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