
各業界のクリエイターが集まって
みかん片手に「こたつ」で討論!
みかん片手に「こたつ」で討論!
こんにちは、なかじです。
今日もほんと、風が冷たいですね。
こんな日はこたつに入ってヌクヌクしたいものです。
で、柿の種とかつまみながら昼ドラ観てやんややんや言いたい。
隣に猫とかいたら最高。そんな小さな願望を抱く今日この頃です。
さて本日ご紹介するのは、
「こたつ」を囲んで会議しちゃうっていう何とも新機軸なイベントです。
色んな業界で活躍しているクリエイターが集まって、
こたつを囲んで「これからの"おもしろい"とは?」について討論しようというもの。
先日11月10日に大阪のナレッジキャピタルで開催されました。
主宰は、『ダウンタウンDX』や『一人ごっつ』の放送作家で知られる倉本美津留さん。
実は『ダウンタウンDX』のトスポくんの声を担当している方でもあるそうで...(!?)
それを聞いただけでも、面白そうな気配がもうプンプンします。
で、写真を見てのとおり、壇上にあるのは紛れもない「こたつ」
いや、「会議」とか「討論」っていうと何だか堅苦しいイメージがありますけど
こういうの、いいじゃないですか。気張らずにリラックスして話せそう。
(社長、うちの会社の会議も今度からこたつ囲んでやりません?)
ではでは、気になる当日の内容をちょこっとお見せしちゃいます♪
Session1では
女子高生企業家で株式会社AMF 代表取締役でもある椎木里佳さんや
高校生アイドルおぎのかなさんなどスーパー高校生たちが集まってトーク!
若者世代ならではの視点で"OMOSHIROI"が語られました。
こ、高校生だって。私とひと回りほど違う...(汗)
生まれたときから携帯やスマホが存在する中で育ってきた若い世代が
"面白い"と感じていたことは、1960年代。
カラーテレビが普及したり、東京オリンピックがあったりと高度成長期の時代ですね。
もちろん携帯やスマホの便利さは実感しながらも
「人とのつながりが減ってきている」とも感じているようで。
自分たちが生きていなかった以前の時代に対する関心を持つ発言で議論が白熱しました。
主宰の倉本さんは、スーパー高校生たちが古い時代を見つめる様子を
「温故知新」という言葉で締めくくりました。
Session2では、
TV、ラジオ、雑誌等、メディア人が探るまだ見ぬ「OMOSIROI」』をテーマに
玉置泰紀さん(関西ウォーカー編集長)、林雄司さん(デイリーポータルZ ウェブマスター)、
日笠堅治さん(毎日放送事業局プロデューサー)、マーキーさん(FM802 DJ)が登場!
ここで話題に出たキーワードは"個人の情報発信力"。
これは先日インタビューさせてもらった6次元の道前さんもおっしゃっていたんですが
twitterをはじめとする個人の情報発信力がものを言う時代になってきました。
箱庭もやっぱりSNSのおかげで色んな方々に知られるようになったし、
それはひしひし感じているわけで...
特に、2010年ごろから世間に広まってきたtwitterは、
テレビや雑誌といった既存のメディアと敵対していたものの
ここ1年ぐらいでメディアの在り方を変えたと感じているようです。
これからの情報発信力に必要なこととして
「自分がメディアになること」が重要になってくるとマーキーさん。
メディア論とか小難しい話は出来ないですが
やってることが面白い、もっと大きく言うと、生き方や視点が面白い
そんな人自体がもう1つのメディアだなぁって最近周囲を見て私も感じてます。
それは個人に限らず、団体やコミュニティも然りで...
マスメディアにも個人メディアにも、それぞれの良さがありますから
どちらが優れているとか一概には言えませんが
「自分がメディアになる」っていう言葉にたくさんのヒントが秘められている気がします。
~こたつを囲んでのトークは徐々にヒートアップしながらまだまだ続く!~
アートディレクターの浅葉克己さん
ドラァグクイーンのナジャ・グランディーバさん
Session3では
先端の研究者や評論家など専門家がしめす、世界最前線の「OMOSIROI」をテーマに
瀬尾拡史さん(株式会社サイアメント代表取締役/医師)、
下條真司さん(大阪大学サイバーメディアセンター教授)、宮崎哲弥さん(評論家)、
ピーターフランクルさん(数学者/大道芸人)が参加し、
異経験や異なる分野を結びつける"相乗効果"と
"面白い"を感じるための知識の重要性を徹底討論!
そして最後のSession4では
中尾明慶さん(俳優/監督)、辰巳琢郎さん(俳優)、
ナジャ・グランディーバさん(ドラァグクイーン)、浅葉克己さん(アートディレクター)が参加し
タレント、文化人らが、世代を超え広い範囲から見つける「OMOSIROI」をテーマに議論が白熱。
「風という文字から"ノ"を取ると、どうして虱(しらみ)になるのか?」
という浅葉さんの投げかけから、ショートムービーの制作に関心を持つ中尾さんが
「一つ足りないだけで、これほど意味が変わる。そういう些細なことをテーマにし
た人間模様を描き、メッセージの映画を作ってみたい」と発言。
その後は、ニューハーフショーからアジア情勢(!!)まで
このメンバーならではのジャンルレスなトークが繰り広げられました。
各セッションだけでも濃ゆすぎる内容ですが
こたつに入ってまったりゆったり、聞きたいですね。
世代や立場が変われば"面白いなぁ"と感じるツボがさまざま。
私たちも箱庭的"OMOSHIROI"をもっともっと皆さんに
お届けできたらいいなぁ
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