
Hejsan!温かいシナモンロールがおいしい季節となってきましたね。
ふだんはもっぱら買うばかりですが、今年は手作りに挑戦したい箱庭キュレーターの小夏です。
そんなシナモンロールを食べまくっていたスウェーデンの夏。
ゴットランド島をサイクリングした中で、教会も見てきました。
教会といっても、国や地域の文化によって建築や装飾に色んな違いが見られるのが面白いところ。
ここゴットランド島では、北欧デザインやバイキングの文化を感じられ、とても、
いえ、とてつもなく魅了されてしまいました!
まず、ヴィズビューの中心にそびえているのがこちらのサンタ・マリア大聖堂。
ゴットランド島を訪れる人は必ずと言っていいほど立ち寄る教会です。
この教会の脇には階段があり、登っていくと前回登場したようなオレンジ屋根の町並みを見渡せる場所に出ますよ!

ステンドグラスがとても美しく、花や動物が描かれているのが印象的でした。
絵本の挿し絵のよう...


そしてツボだったのがこちらのおとぼけ顏な天使や聖人たち。
童話からでてきたような子供たちの、このなんとも言えない表情!
一人ひとり向いている方向や表情が違うので、ずっと見ていても飽きませんでした。
それぞれにストーリーや言い伝えがありそう。聞いてみればよかったな...!

こちらは子どもの遊びスペース。意外にもこうしたスペースを教会で見たのは初めてです。
また、スウェーデンではフィーカという、お茶をしながらゆったり過ごす習慣があるのですが、
こうした教会にもフィーカができるカフェスペースがあることに驚きました!お祈りの後に一休みもできて、
その間子供たちは遊べたりと、ちょっとしたコミュニティセンターみたいですね。

こちらは町のはずれにあった、小さな教会。
一見、ギャラリーなのかな?と思うほどコンパクトにまとめられていて、ミニマルデザインを感じる空間でした。

一軒家のような造りと、白と木の色をベースとした内装からか、とても居心地のいい教会でした。
こういう教会が近所にあったら、教徒でなくても足を運んでしまいそう。
それくらい気軽に立ち寄れる、かわいくてやさしい雰囲気です。


こちらはサイクリングの途中で立ち寄ったブロ教会。
中世に建てられた教会とは思えないほど綺麗でした。
装飾や壁画がとてもかわいらしく、ここでも花や植物をモチーフにしたものが多かったです。

床に敷いてあった大きなラグがとってもステキ!軽く8畳分はありそうな大きさ。
色合いやデザインから北欧らしさを感じます。
北欧のテキスタイルのデザインなどで、よく植物や動物がモチーフになっているのを目にしますが
今回みてきた教会でも、収穫される農作物や動物などを思わせる装飾がたくさん!
ふだんから慣れ親しんでいるもの、特に自然への敬意を表しているよう。あれ、これって日本とも似ていませんか?
そしてこうした雰囲気の中では、厳かさや神聖さもありますが、それにもまして暖かみや親しみやすさを感じました。
教会という場所にも、日常を過ごしやすく、快適にするデザインや空間作りがされているように感じた
ゴットランド島の旅でした~
次回は、フィンランドへ出航です!
サンタ・マリア大聖堂(S.ta Maria Domkyrkan)
Västra Kyrkogatan 2, 621 56 Visby
開館時間:毎日10:00~17:00 入場無料
◆箱庭キュレーター![haconiwa-conatsu.jpg haconiwa-conatsu.jpg]()
3年半のOL生活を経て、2014年1月より世界の手しごとでつながる旅をテーマにした旅ブログsommarをスタート。
島好きで、学生時代より国内外の色んな島に足を運ぶ。
世界のローカルな地域で続く手しごとやデザインを学ぶ"世界一周 手しごと巡業の旅"の様子を更新中。
sommar | 世界一周 手しごと巡業の旅 | Twitter:@conatool

小夏 / 旅人
3年半のOL生活を経て、2014年1月より世界の手しごとでつながる旅をテーマにした旅ブログsommarをスタート。
島好きで、学生時代より国内外の色んな島に足を運ぶ。
世界のローカルな地域で続く手しごとやデザインを学ぶ"世界一周 手しごと巡業の旅"の様子を更新中。
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